こんにちは、ねりきりです。
私の裁判の経過とかかった期間のまとめです。
こんなに時間がかかったんですよ…。
離婚裁判体験談⑧反訴請求の原因と証拠の続きになります。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。
裁判の流れ
裁判ってだらだら進行するので素人からすると、
今、いったい何やってんの? どれくらい進んでんの?
となりがちなんですが(私だけ?え?汗)
裁判の流れを簡単に書くとこうなります。
↓
②被告が答弁書を提出する(第1回口頭弁論期日)
↓
③原告と被告が互いの主張をぶつけ合う
↓
④ぶつけ合った主張の中から、双方が認めていることと争っていることをより分ける(争点整理)
↓
⑤出された証拠を裁判所が吟味する(証拠調べ<証人尋問>)
↓
⑥証拠をもとに、裁判所が事実を認定する
↓
⑦事実認定したことを元に、裁判所が争点について判断する
ちなみに、これらをやる日の名称は以下の通りです。
⑤ ・・・口頭弁論期日
⑥⑦・・・判決言渡期日
(⑥⑦は判決文の中のことなので、やるというより言い渡される日ということで)
長い裁判は、永遠に終わらないんじゃないかと思うくらい、③④の弁論準備期日が延々と続きます。汗
私の裁判の経過
婚姻費用分担請求と一部、時期がかぶってます。こちら↓を参考にしてください。
12月(婚姻費用分担請求審問の数日前)
もと夫から訴状が届く
1年目
1月 第1回口頭弁論
(私)答弁書を提出
2月 第1回弁論準備期日
(私)第1準備書面を提出
3月 第2回弁論準備期日
(もと夫)第1準備書面を提出
(私)和解を申し入れる
(もと夫)和解拒否
(私)裁判所から反訴を要請される
5月 第3回弁論準備期日
(私)反訴状を提出
第3回弁論準備期日で私が反訴を申し立てた結果、離婚が確定となりました。
あとは離婚原因がどちらにあるかを巡っての争いになります。
7月 第4回弁論準備期日
(もと夫)第2準備書面(反訴状に対する答弁書)を提出。
もと夫の反論書面の内容は婚姻費用分担請求の頃からの主張とほとんど変わりませんでした。
この後は私が準備書面を提出…、というふうに裁判は続いていきました。
もと夫は自分の言い分を論破されると、次の書面で新たなこじつけ主張を展開し始めます。
まさに、あー言えばこう言う…。
おかげで、裁判に提出された書面は膨大な数になり、裁判は以下のように長引きました。
9月 第5回弁論準備期日
(私)第2準備書面を提出 争点整理を加える
10月 第6回弁論準備期日
(もと夫)第3準備書面を提出
11月 第7回弁論準備期日
(私)第3準備書面を提出 ジョシー先生が体調不良のため、書面の準備が進まず、一部のみ提出することになりました。
残りは、と裁判所の許可を得て、次回期日に再度提出することになっていたのですが…。
2年目
2月 第8回弁論準備期日
(私)第4準備書面を提出 前回の書面の続きです。
(もと夫)第4準備書面を提出
全てが出そろうまで待てばいいのに…。
もと夫は、私たちが前回提出した書面の一部に対する反論書面を出してきました。
言われたらすぐに言い返さないと気がすまなかったんでしょうね。
おかげでこれ以降、毎回の期日に、私ともと夫、双方が準備書面を提出する…という事態に陥りました。
提出書面の増加に拍車がかかりました。汗
3月 第9回弁論準備期日
(私)第5準備書面を提出。
(もと夫)第5準備書面を提出。
さらに、裁判所から要請されてもいないのに、もと夫が「陳述書1(17ページ)」を出してきました。
5月 第8回弁論準備期日 裁判官交代
(私)第6準備書面を提出。
(もと夫)第6準備書面を提出。
春の人事異動で裁判官が交代になりました。
これをきっかけに、裁判が一気に進展することになりました。
しかし…。
6月 第9回弁論準備期日
(私)第7準備書面を提出。
(もと夫)第7準備書面を提出。
訴状での請求を変更し、新算定表をもとに算出した養育費を求めました。
8月 第10回弁論準備期日
(私)第8準備書面を提出。
(もと夫)第8準備書面を提出。
裁判官の求めに応じて、私・ポテチ・いちご・もと夫がそれぞれ陳述書を提出しました。
11月 証拠調べ(本人尋問)
3年目
1月 裁判終結
(私)最終準備書面、財産目録を提出。
(もと夫)最終準備書面、財産目録を提出。
判決は来年4月に出る、と言われました。(遅いわー)
3月
(私)弁論再開の申し立て
昨年度の源泉徴収票が出ているはずなのに、もと夫が裁判所に提出をしようとしなかったため。
養育費の算定には、最新の収入資料が必要です。
結局、その月の間に
(もと夫)源泉徴収票と上申書(ベンゴ氏名)を提出。
(私)もと夫が源泉徴収票を出したので、弁論再開の申し立てを取り下げました。
4月
4月半ばだったはずの判決日が、直前に裁判所から通告があり、GW開始の前日に変更されました。怒
婚姻費用審判でも、審判日の延期があったので慣れっこですが…。
それって、きちんとした書面を裁判所が送ってくれるのはGW後になるってことじゃないですか!
延期は半月でも、こちらが判決書を受け取るのはひと月以上先になります!!
待ってられるかー!
ということで、直接裁判所に判決を聞きにいきました。
5月 控訴の申し立て
(私)控訴状を提出
判決は、私にとって決して悪い内容ではありませんでした。
そのまま受け入れるのもひとつの方法でした。
しかし、どうしても納得できないことがあり。
悩みに悩んだ末、私が控訴。
私の控訴を受けて、もと夫は附帯控訴しました。
11月 和解成立
私の感想
とにかく長かった…です。
この長さを体感していただいて、裁判離婚しようとしている方がひとりでも思いとどまってくれれば…と思います。
裁判なんてやるもんじゃない。
長い裁判を経験して、しみじみ思うことです。
離婚は協議で、せめて調停でしてください。
裁判なんてロクなものじゃないですよ。