こんにちは、ねりきりです。
いよいよ約3年間にわたった私の離婚裁判の話になります。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをご覧ください。
訴状の受け取り
もと夫の訴状を受け取ったのは、婚姻費用分担請求の審問直前でした。
この記事の頃です。
特別送達
裁判所からの訴状は、特別送達で送られてきます。
配達員に本人確認されて受取りのハンコを押すのですが、そのときの気まずさといったらなかったです(泣)。
この人は何かしら裁判に訴えられるようなことをしたんだな、と想像されているかなあ…なんて考えてしまって。
まあ、郵便局の方はプロなんだし、こういうことを考える必要はないのでしょうけど、近所の人に見られたくない、という意識は働きました。
弁護士に代理人依頼すると、裁判所からの郵便物は弁護士の事務所に届くので、こんな思いをすることはなくなります。
誕生日プレゼントだったの?
作成日が私の誕生日だったものの、実際に受け取ったのは2週間以上あとだったので、初めは気付かなかったんです。もと夫とベンゴ氏のいやがらせには。
もと夫とベンゴ氏は、こんな風に細かくて程度の低いことをほかにも色々されてたしね。
どういう効果を狙ったのか知りませんけど、私にとって、このときは、
ついに裁判になってしまった
というショックの方が強かったです。
気付いたあとは、ただただ癇にさわって。
これで私が傷付くとでも思ったの!?
失笑しか起きなかったですね。
訴状の構成
「訴状」14ページ、「証拠説明書」6ページ、「証拠」50ページ、CD-ROM1枚でした。
訴状の内容
1ページ目
訴訟の関係者の住所と名前が書かれ、訴訟物の価額としてもと夫が要求している慰謝料の金額と、印紙額が書かれてました。
※離婚裁判の訴状ではないですが、見た目はこんな感じ↓です。
ここで、もう一つショックだったことがあって。
私の住所が、部屋番号まできっちり書かれていたことでした。
別居後、私は住所をもと夫に明かしたことはありませんでした。
裁判所にも住所開示しないようお願いしていたのですが…。
おそらくベンゴ氏が弁護士権限で私の住民票を取得したのでしょう。
予期していなかったのでゾッとしました。
第1 請求の趣旨
(離婚訴訟を申し立てたのはもと夫なので、原告=もと夫、被告=私になります)
- 原告と被告とを離婚する
- 原告と被告間の長男ポテチ(平成〇年〇月〇日生)及び長女いちご(平成△年△月△日生)の親権者を原告と定める。
- 被告は、原告に対し、×万×円及びこれに対する本判決確定日の翌日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
- 訴訟費用は被告の負担とする。
これ、実は3の文章が間違っていて、ベンゴ氏は2週間後に「訴え変更申立書」とやらを出して、上記のように訂正してきたんですよ。
ベンゴ氏はおそらく離婚訴訟の代理人をするのは、これが初めてだったんだろうと思ってます。
いくつか根拠があるのですが、これもそのひとつ。
ここでは、ややこしいので、最初から正しい文面で書いてます。
第2 請求の原因
1 当事者
原告及び被告は、平成□年□月□日に婚姻した夫婦であって、平成〇年〇月〇日に長男ポテチ(以下、長男という)、平成△年△月△日に長女いちご(以下、長女という)をもうけた(甲1)。
甲1は戸籍謄本の写しです。
2 本訴に至る経緯
ここから、もと夫が私を訴えた理由がつらつらと書かれていきます。
内容は婚姻費用分担請求の主張書面に書かれていたこととほぼ同じ。
これに、以下のことが追加されていました。
- 私がいちごを虐待していた。
- 私が浪費していた
3 離婚原因
私の2(↑)のような行為によって婚姻関係が破綻した。
4 親権
私は子ども達を虐待しているため、親権者として適切でない。
もと夫が親権者になるべきである。
5 損害賠償
約600万円請求されました。
内訳は以下の通りです。
- 医療費 約3万円
私が離婚を申し出て以降、もと夫は体重が激減し、蕁麻疹になったため、通院を開始した…そうです。
さらに、ポテチが別居して以降、うつ状態と診断され、自宅療養するよう勧められた。
そのときの医療費と診断書料でした。
証拠として、診断書と領収書が提出されていました。 - 私がもと夫の通勤カバンの内ポケットを破ったことに関して
カバン代 約7000円
カバンに入っていたが、その時なくなったという現金 約20万円
そのときの宿泊代 2800円
そのときの交通費 2000円 - 慰謝料 約500万円
私の言動によってもと夫が受けた精神的苦痛。
私の言動によってもと夫の仕事に影響があったことによる精神的苦痛ということで。 - 弁護士費用 約50万円
訴状についての弁護士の見解などは別記事で書いていきます。