こんにちは、ねりきりです。
いよいよ証拠調べ(本人尋問)当日です。
ここでは本番開始直前までのあれこれを書いています。
【離婚裁判体験談】本人尋問(1)前準備 弁護士との打ち合わせの続きです。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。
本人尋問の進み方
本人尋問は原告(訴えた側。私の場合はもと夫)の尋問から開始され、初めから所要時間が決められています。
私の場合は以下の通りでした。
原告反対尋問 45分
裁判官から原告に尋問
被告主尋問 30分
被告反対尋問 30分
裁判官から被告に尋問
法廷にそれぞれの時間配分が、時間割みたいに貼り出されていました。
「主尋問」とは自分の弁護士からの質問、「反対尋問」は相手方の弁護士からの質問に答えることです。
本人訴訟の場合は主尋問が行えないので先に裁判官からの質問があって、その後、反対尋問になります。
相手方への反対尋問は本人が行うことになります。
法廷に貼られてる時間割(?)を見て、私はこう思いました。
なんで原告(もと夫)の方が長いねん!?
本人尋問の所要時間
もと夫と私の尋問時間がなぜ違っていたのか、当時はわからなかったのですが、どうやら尋問の時間は原告・被告それぞれが決定するみたいでした。
ジョシー先生に事前に相談されなかったので、私は当日になって初めて知ったのですが。(言っといてよー、もぉー)
おそらく、ジョシー先生が私に対する主尋問は30分でよい、ベンゴ氏はもと夫に対して45分必要と裁判所に言って、それに合わせて反対尋問や裁判官からの質問の時間も決まったということだと思います。
本人尋問が始まる前は「持ち時間が長い方が主張できるやん!」と不公平な気持ちになったのですが、実際、当事者が尋問で行うのは質問に答えるだけのこと。
相手方弁護士からストレスのたまる質問も受けなきゃいけないので、長ければいいというものでもなかった…と思います。
ウソついてる人はボロが出る確率も高くなりますしね。w
私の本人尋問はトータルで2時間30分。休憩を入れて約3時間かかる予定でした。
これが本人尋問の時間として長い方なのか短い方なのかわかりませんが、裁判官は初めに長引かせないようにと釘をさしてました。
長かったってこと……かな?
※尋問調書を確認したところ、裁判官からの尋問そんなに長くありませんでした。約4時間→3時間に訂正しています。スミマセン汗
本人尋問当日の服装
本人尋問当日の服装に特に決まりはありません。
とはいえ、服装は人の第一印象を左右する大切な要素。
裁判官に見た目で反感を持たれるのはバカバカしいので、それなりにきちんとした服装にしておいた方が無難です。
私は再就職活動用に購入した黒いジャケットとスカートにパンプス、という格好でした。
尋問は晩秋だったので、インナーはニットにしました。
夏場だったら、シャツかニット類とスカートという服装にしていたと思います。
もと夫は通勤用のスーツで来ていました。
会社員じゃないからスーツを持ってない、という方はTシャツやジーンズのようなカジュアル過ぎるものや派手なものでなければどんな服装でもよいと思います。
わざわざ購入してまで服装を揃える必要はありません。
慰謝料請求してるのに高価なバッグや宝飾品で着飾っている…なんてことはないように。
裁判官の心証に影響するかどうかは不明ですが、もしかしたら…ということを考えましょう。
持ち物
ジョシー先生が作成してくれた尋問メモと印鑑(シャチハタ以外)を、当時、私はA4サイズが入るカバンを持っていなかったので、100円均一のファイルケースに入れて持っていきました。笑
これまで提出した書面や書証は弁護士が持ってきてくれます。
けっこうな量なので、ジョシー先生はミニトランクに入れてきてました。
本人訴訟だったらこれらの書類は自分で持っていかなければならないと思います。
尋問開始まで
私はジョシー先生と打ち合わせするために、早めに裁判所に到着していました。
弁護士待合室で打ち合わせをして、トイレを済ませ、法廷に向かったのは開始時刻の10分前くらい。
まだ前の審理が続いていたので(法廷の扉には開閉式の小窓がついてて中を見ることができます)廊下のベンチで待っていると、担当事務官がやってきて、出頭カードに住所や名前などを書いたり宣誓書に署名捺印させられたりしました。
そろそろ…というところで法廷に入ると、ベンゴ氏ともと夫が傍聴席に座っていました。
見かけなくてホッとしてましたが、先に来てたのね。
数か月ぶりに見たもと夫はかなり緊張している様子でした。
それを見て、私は落ち着きました。我ながら性格悪いですねw