こんにちは、ねりきりです。
【弁護士選び】私が会った7人の弁護士(1)の続きになります。
こちらで家族紹介や、離婚体験談の人物紹介をしています。
よろしかったらご覧ください。
私が弁護士相談を利用したタイミング
- 第3回離婚調停後→①・②
- 第4回離婚調停後→③
- 第5回離婚調停(不成立で調停終了)後→④
- 婚姻費用分担請求審判前→⑤
- 離婚訴訟の訴状到着後(婚姻費用分担請求審判前)→⑥
- 番外:ベンゴ氏→⑦
当記事では④⑤について書いています。
④男性弁護士
離婚調停が不成立に終わり、今後、裁判になるのかどうか不安にさいなまれ、弁護士会主催の法律相談を申し込みました。
有料(30分5000円)でしたが、それでも構わないと思えるほど不安が大きかったのでした。
目的
今後裁判になるのか、裁判になったらどうしたらいいか、裁判にそなえて今なにをしておくべきか知りたい
弁護士の印象
40~50代くらいの男性弁護士
ソフトな印象。話し方もスマート。
②③の男性弁護士のような「相手方が弁護士をつけてるんだから、あなたもつけないとダメ」という発言や、女性相談者を見下す雰囲気もなかったです。
先生にお願いしたい場合はどうしたらよいですか
とたずねましたが、
「ルール上、ここで依頼を受けることは出来ない」
と言われ、それ以上の説明はありませんでした。
①の女性弁護士同様、手持ちの依頼で手いっぱいなのかな、と思いました。
男性弁護士のアドバイス
私は訴訟を起こす気はないけれど、今後裁判になるでしょうか、という質問への答えは明快でした。
男性弁護士「訴訟を起こされたら、受ければいいんです。それだけだよ」
男性弁護士「訴訟というのは訴えた側に立証責任がある。訴えられたら否定すればいいんです」
訴訟を起こされてもいないのに、あれこれ悩んでも仕方がない。
その上で今出来ることは、証拠を整理しておくこと。
問題の解決にはほど遠いのですが、きっぱり言ってもらえるとなぜかホッとしました。
その他、手持ちの証拠に証拠性はあるか、裁判で通用するかなど、時間内で出来るかぎり細かく質問しました。
感想
目的がぼんやりしていたので、成果といえるものは乏しかったです。
しかし、この時もっとも欲しかった「安心」は得られました。
ホントに理不尽な話ですが、今の世の中、裁判を起こされたら、受けるしかないんですよね。
何もせずに回避することは出来ないの。
無視して放っといたら、相手側の勝ちになってしまう。
下手したら、わけのわからない賠償金を支払うことになってしまうかも。
そういう仕組みだから。
だから、「訴訟を起こされたら、受ければいい」というのは真理なんです。というか、受けるしかないんですよね。
ただし、訴訟を起こせば勝てる、と決まったものではない。
訴訟を起こされたら負ける、と決まったものでもない。
この頃、「訴訟は起こした方が有利、起こされた方が不利」なんて文言をネットで見つけて、「こちらから訴えた方がいいの!? 」と考えをグルグルめぐらしていたのですが。
裁判ってひとつひとつ違うものなので、一般論では何ともいえない。
結局、それが正解なんだろうと思います。
⑤男性弁護士
婚姻費用分担請求審判で、もと夫の主張書面に対抗して自力で書いた反論書面をチェックしてもらうために、④と同様、弁護士会主催の法律相談(有料)をお願いしました。
相談の内容は、こちらの記事↓に詳しく書いています。
目的
書面の体裁は大丈夫か、書いている内容にモレはないかチェックしてもらいたい
もと夫は婚姻費用額を計算式で求めているが、この計算式について詳しく教えてほしい
感想
婚姻費用の算定について詳しく教えてもらい、計算式によって割り出した正しい金額をわざわざプリントして渡してくれました。
(ここで、男性弁護士③と調停委員が算定表の見方を間違っていたことが判明しました。怒)
弁護士としてわりと本音で話してくださり、人間的にも悪い印象はなかったので、タイミングが合えば、この方に代理人依頼していたかもしれません。