こんにちは、ねりきりです。
婚姻費用分担請求②もと夫の主張書面の続きになります。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。
そうだ、主張書面、書こう
もと夫の主張書面の作成日が提出期限の2日後だったことに疑問を持ち、裁判所の担当書記官に問い合わせた私。
すると、裁判所は締め切りに遅れても主張書面を受け付けます、と聞かされました。
ということは…。
それじゃあ、私がこれから、相手方の主張書面に対する反論の書面を出しても受け付けてもらえますか?
書類の提出期限はとっくに過ぎていましたが、担当書記官は軽~く答えました。
えぇ、受け付けますよ。提出されますか?
はいっ、提出します!
それでは、遅くとも〇日までに提出してください。その日程なら、裁判官に必ず読んでいただけますから
〇日ですね。ありがとうございます!!
主張書面を書いたとしても、ギリギリに提出して、裁判官に読んでもらえなければ元も子もありません。
担当書記官に「この日までなら」と確約をもらえたことは、大きな意味がありました。
作成スケジュール
主張書面を出す。
そう決めた時点で、審問まであと2週間。
〇日まであと10日でした。
もと夫の主張書面はかなりのボリュームでしたが、内容はデタラメ。
それを否定する文章を書くには十分な日数だと思いました。
書面は〇日当日に裁判所に直接持ち込むことにしました。
よい書面を作るためにギリギリまで粘ろうと思ったんです。
念のため提出する前には弁護士相談でチェックしてもらいたい。
となると、弁護士のアドバイスを受けて修正する日程も必要です。
てことで、以下のようなスケジュールを立てました。
1週間目 弁護士相談でチェックしてもらう
→弁護士に指摘されたところを3日かけて修正する
〇日(10日目)裁判所に提出
弁護士相談を予約
市役所の無料弁護士相談は日程が決まっているし、予約を取ったところでかなり先になってしまいます。
そこで、地元の弁護士会の有料弁護士相談を予約しました。
30分5000円の相談料は痛いけど、弁護士に依頼することを考えたら安いものです。
プロ視点で書式がおかしいところなどを指摘してもらっておけば、安心が得られます。
素人にはこれが大きいですよね。
結果として、この弁護士相談は大成功でした。
私が望んでいた以上のアドバイスをもらうことが出来、もと夫とベンゴ氏のウソを明らかにすることが出来たんです。
期待以上の成果でした。
素人が主張書面を書くということ
婚姻費用分担請求審判は、私とベンゴ氏のガチンコバトルになりました。
結果的に私は6本の主張書面を裁判所に提出し、もと夫とベンゴ氏のデタラメに反論を重ねました。
そこで強く思ったのは、
「私たちはプロじゃない。誰も私たちに期待していない」
ということでした。
司法試験に合格し、司法修習を受けた弁護士じゃないんだから、私が作る主張書面に多少おかしなところがあったとしても当たり前。
書式が変だからと、裁判所が受け取りを拒否することはありません。
良い意味で開き直れましたね。
心がけるべきことは、裁判官に思いを伝えること。
証拠をもってわかりやすく事実を整理すること。
それさえ出来ていれば、どんな形でもかまわないんです。
もし、主張書面を書かなければならない状況に置かれたとしても、臆することはありません。
私たちは自分が素人であることに甘えていい。
自分に出来るかぎりのことをすればいいんです。