こんにちは、ねりきりです。
第2回弁論準備期日も、私は欠席。
私の第1準備書面に対して、もと夫から反論の準備書面が出されました。
※「第3回」としていましたが、「第2回」の間違いだったので訂正しました。汗
口頭弁論を含めると3回目の裁判期日でしたが、弁論準備期日としては、私が第1準備書面を提出した「第1回」に続き2回目となります。
弁護士とのやりとりはどうする? 第一準備書面、私の反省点(離婚裁判体験談④)の続きになります。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。
もと夫の反論
私の第一準備書面↓に対し、もと夫が認否を明らかにしました。
当然、ほとんどが「否認」か「争う」でした。
主なものは以下の通りです。
原告=もと夫、被告=私に変えてます。
太字が私の主張、それに続く細字がもと夫の反論です。
プライバシーに関わる部分は省いています。
請求の原因に対する認否について
私はいちごに体罰していない。もと夫は私に勉強の指導方法を注意したことはなく、子どもらの勉強を私任せにしていた。
私は暴力を利用して学習指導にあたっていた。
これに対し、もと夫は「相手は思春期の女の子だから、呑みこみが悪いのは当然。感情を抑えるように」と何度も注意したが、私が態度をあらためることはなかった。
こんなセリフ、もと夫の口から聞いたことがありません。
これには、次の準備書面で、ジョシー先生がこんな風に反論してくれました。
「もと夫は注意せず、録音していただけである。」
実際、もと夫が録音した音声データは存在するけれど、その中にもと夫が注意している音声なんて入ってませんから。
こちらの言い分には十分な根拠がありますよね。笑
リフォームは提案であって、私が見積もりを依頼したり、高額を要する話を独断で進めた事実はない。そもそも自宅は築15年で、リフォームが必要な状態だった。
提案ではなく「リフォームの見積もりを依頼した」という事後報告だった。
また、当時、自宅のリフォームを行う必要性や緊急性は乏しかった。
「事後報告だ」「リフォームなんて必要なかった」と繰り返しても、夫婦間の言った言わない話のどちらが本当かなんて誰にもわかりませんよね。
そもそも裁判に全く関係ない話だし。
もと夫の主張や反論にはこの手のお話しがてんこ盛りでした。
私がもと夫のカバンを破ったさい、もと夫が紛失したという20万円入りの現金封筒を、見た記憶はない
20万円はもと夫が弁護士(ベンゴ氏とは別の人らしい)に支払うために準備していた弁護士費用である。
事件のあった数日後にもと夫はその弁護士を訪問することになっていたため、現金を準備していたのである。
そんなこと、
知らんわ!
その後、もと夫はその弁護士とやりとりしたメールを証拠として提出してましたが。
そんなもの、カバンに20万円の封筒が入っていた根拠、それを私がなくした根拠になるわけがありません。
もと夫がその弁護士とやりとりしていた事実が証明されただけのことです。
私の言動のせいでもと夫の役職が降格して年収が減った、というもと夫の主張を否認する。
もと夫の会社は景気の影響を受けやすく、離婚争議の前にも増えたり減ったりしていた。
もと夫の会社の業績は3年前から上がり続けており、もと夫の年収が下がった理由は降格以外にない。
もと夫が降格したのは、離婚争議のせいで出張にいけなくなり、私が別居を強行したせいで、家事・育児のすべての負担をしなければならなくなったためである。
これを読んで、もと夫の減収は私が原因だ!って断言できる人がいるでしょうか?
そもそも、もと夫が降格したのは、離婚争議が起こった1ヶ月半後です。
出張にいけなくなったっていうけど、私が頼んだわけじゃないし。
だいたい、この一ヶ月半の間に本当に出張なんてあったの? それを断ったら即降格になるの? それも証明されていません。
さらに、別居は、もと夫が降格した3ヶ月後のことです。時系列がおかしいでしょ。
家事・育児のすべてを負担しなければならなくなったって、そもそももと夫はすべてを負担してないし。
この文言には「妻が家事・育児をして当然」っていうおごりも漂いますよね。
被告の主張に対する反論
もと夫こそが有責配偶者である。
もと夫は浮気していない。女性とは同じホテルに泊まったことはあるものの、交際していたわけではなく、不貞行為に及んだこともない。
破綻の原因が私にあるという主張を行うのであれば、次回期日までに、もと夫の有責性を裏付ける各種証拠を整理したうえで提出する。
被告(私)はもと夫の有責性を裏付ける証拠写真を子ども達に提示するつもりである。
そんな写真は、裁判の争点とはまったく関連性がなく、子ども達に見せる必要性もない。もと夫の信用を失墜させるための行為であり、被告(私)は親権者として不適切である。
いや、私は「証拠を裁判所に提出する」と書いていたのであって、「子ども達に見せる」なんてひと言も言ってませんけど?
そもそも、そんなもの子どもに見せられるわけがないでしょ。今もみせていません!
もと夫の主張の特徴
もと夫は、話をすり替えたり作り替えたりして、それに対して私の人間性を攻撃する、という手法をよく使いました。
まさに自作自演ですね。
当然、根拠なんてないので裁判所はスルーでしたが、準備書面のページ数が増えるため、裁判が長期化する原因になりました。
裁判官が読むのにも、時間がかかるからです。
この後も、もと夫とベンゴ氏は証拠性のない証拠をてんこ盛りに出してきましたが、
ベンゴ氏も司法修習で証拠について学んできてるはずなんですけどねぇ…
ジョシー先生が首をかしげるものばかりでした。
和解の要請
このときの弁論準備期日は、婚姻費用分担請求で家庭裁判所の審判が出たあとでした。↓
審判書ではもと夫のデタラメは全てしりぞけられ、浮気も認定されていました。
婚費でのもと夫の主張と、離婚裁判のもと夫の訴状はほぼ同じ内容だったので、裁判所がそれをどう判断するかわかれば、もと夫は裁判を取り下げるんじゃないか。
淡い期待を抱いて、この日、和解を要請してもらいました。
これに対し、後日、ジョシー先生あてにベンゴ氏が回答する、ということで期日終了となりました。