離婚裁判体験談⑥もと夫は和解を拒否 反訴を求められました

Steve BuissinneによるPixabayからの画像 離婚
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こんにちは、ねりきりです。

もと夫のベンゴ氏からジョシー先生の事務所にFAXが届きました。

「和解には応じられない」

という内容でした。

離婚裁判体験談⑤第2回弁論準備期日 もと夫の反論と和解の要請の続きになります。

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和解要請は拒否されました

第3回準備期日で決まった期限ギリギリに、ベンゴ氏が回答をFAXしてきました。

ベンゴ氏
ベンゴ氏

和解の検討をしておりましたが、和解には応じられないとの結論に達しました

という短い文章でした…。

離婚調停の途中から裁判に猪突猛進したもと夫。
突っ走り始めたら、止まることはやはり難しいのでしょうか。

でもねぇ、婚姻費用分担請求の審判では、弁護士を雇っているにも関わらず、素人の私に完敗。
初めに私が求めた額の1.5倍以上もの婚姻費用を支払うことになってる。
彼らの論理は裁判所には通じない。
それが明らかになったのに、残念ながらもと夫の頭は冷えなかったよう。

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このまま裁判を続けても、トクをするのはベンゴ氏だけです。(出廷の日当とか報酬金とか裁判経験とか…)

それでなくとも、子ども達はダブル受験を控えていました。
弁護費用にかけるお金があるなら、子どものために使ってほしい…。

気付いて欲しかったです。

不毛な裁判

ジョシー先生の見解

ジョシー先生
ジョシー先生

ねりきりさんの事案は裁判するほどのものじゃないんです。
弁護士同士の話合いで十分決着を付けられる話なんですけどねぇ…

ジョシー先生がよく言ってました。

ジョシー先生
ジョシー先生

ねりきりさんは普通のことしか求めてないですからね。
それに対して、相手方の言い分は無理筋です。

あんなもの、通るはずがありません。

しかし。

ジョシー先生
ジョシー先生

相手があの弁護士じゃなかったらねぇ。ため息

弁護士選びを間違えると、まず自分が損するし、まわりもいい迷惑です…。

まあ、それに気付けない人間だから、そういう弁護士を選んでしまうのでしょうが。

私の裁判の争点

私の裁判の争点は、親権・養育費・財産分与でした。

慰謝料はもらえないだろう、ってわかってました。

もと夫は浮気し、それは重大な不法行為でしたが、4年前のお話。
通常、浮気の時効は3年といわれています。

浮気発覚当時に離婚に踏み切っていれば、それなりに慰謝料をもらえたと思います。
けれど、私は時効も承知の上で、子ども達のために離婚を踏みとどまろうと決めたので、後悔はしていません。

この4年の間に、住宅ローン残高は着実に減って財産も増えたし、子ども達も成長したし。
よい思い出をたくさん作ってあげることが出来たので、その点でもと夫には感謝しています。

だからこそ円満に離婚を終わらせたかったのですが…。

裁判所から反訴を求められる

「もと夫が和解を拒否したので反訴してほしい」

裁判所からジョシー先生に連絡が入りました。

反訴とは

訴えてきた相手(原告)を、被告が逆に訴え返すことです。

通常、訴訟では、訴えた側(原告:私の裁判の場合はもと夫)が求めた内容についてしか判決が出ません。

もと夫が訴状で求めていたのは、離婚・親権・慰謝料。

私としては、離婚については異論はないのですが、離婚原因がもと夫にあることはゆずれない事実です。
親権を争うんだったら一緒に養育費も決めてほしいし(だって絶対、親権者は私になるから)、もちろん財産分与についても決めたい。

反訴しなければ、養育費・財産分与について裁判所に判断してもらえません。
私が新たに審判なり裁判なりの訴えを起こす必要があります。

しかし、反訴すれば、もと夫が起こしたこの裁判の中で一緒に審議することができるのです。

予備的反訴、予備的附帯処分というのもあります

離婚を求めてきた相手に対して、自分は離婚したくない。
でも、もし裁判で離婚が認められるなら、養育費や財産分与も決めてもらいたい…という場合には予備的反訴・予備的附帯処分という方法があります。

ただし、離婚したくないのに離婚後について請求するというのは、主張が矛盾しそうだし、裁判官に「離婚を認めているのでは」という印象を与える危険もありそう。

よく考えて、弁護士と相談した上で決めた方が良さそうです。

反訴したくない…けど

ジョシー先生
ジョシー先生

本来だったら、裁判なんてする必要ない

ジョシー先生もため息をつくような不毛な裁判なのに、さらに反訴って…。

反訴すると訴訟費用が倍になる…とネットで調べていたので、お金がかかるのもイヤでした。

どうにかもと夫に裁判をやめさせる方法はないものか。

ギリギリまで悩みましたが…。

裁判所から言われた以上、反訴した方がいい、

離婚したいと言ってるくせに反訴しないなんて主張が矛盾している…と受け止められるかもということで。

反訴することになりました。泣

 

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