こんにちは、ねりきりです。
私は7人の弁護士(もと夫のベンゴ氏含む)に会った上で、代理人を決めました。
ここでは、私が弁護士を選んだときに、特にこだわったことについてお話ししています。
こちらで家族紹介や、離婚体験談の人物紹介をしています。
よかったらご覧ください。
私のこだわり
- 女性
- 経験(3年目のベンゴ氏より経験が長いこと)
- 法律事務所(複数の弁護士が所属していること)
これが私が弁護士を選ぶ上でこだわった条件でした。
女性
弁護士を選ぶ上で大切なのは性別ではなく、個人の能力や相性だと思っています。
しかし私の場合、最終的に「女性であること」が重要な条件になりました。
なぜかというと…。
複数の弁護士と話すうちに、相手が「男性」であるということにストレスを感じるようになってしまったから、でした
原因はもと夫とベンゴ氏です。
この記事↓にも書いたように、ベンゴ氏は依頼人であるもと夫に、私と直接やりとりさせていました。
もと夫はベンゴ氏を雇った頃から、強気な態度で頻繁にプレッシャーをかけてきました。
また、ベンゴ氏の私に対する態度もひどいものでした。
そのことを相談した男性弁護士(③)には、「弁護士を雇わないあなたが悪い」と切り捨てられて…。
男性弁護士と話すのに身構えるようになってしまったんです。
④と⑤の弁護士は良い方だったんですけど…。
完全に私の心の問題ですね。
女性弁護士は、私の話にまず共感から入ってくれるので、ホッとできました。
男性と女性のコミュニケーションの取り方の違いなのでしょうが。
それでなくとも、離婚争議でもと夫とベンゴ氏に痛めつけられているのに、自分で雇う弁護士にまで気を使いたくない、という気持ちがありました。
経験
弁護士(③)が3年目以下の弁護士は無能と断言してくれたので↓。
絶対に、それ以上の経験がある弁護士にしようと思っていました。
といっても、経験豊富な弁護士にこだわる気はありませんでした
なぜって、離婚争議が始まって情報収集してるとき、こういう一文を読んだからです。
たしか大阪府知事になる前の橋下弁護士だったと思うのですが、
「弁護士を雇うなら若手がおすすめ。一生懸命働いてくれるから」
といったことが書いてたんですよね。(出典の本の名前も忘れてしまったので記憶が曖昧ですが。汗)
ベテランだからって、自分の経験にしがみついて、時流に乗れていない弁護士だと困りますしね。
ベンゴ氏より、何年か経験があればOKと思っていました。
所属事務所
「経験」と関係して。
たとえ若手でも、ベンゴ氏みたいなひとり事務所じゃなく、ベテラン弁護士のいる事務所なら、アドバイスをもらえるし、経験不足も補えるだろうと思いました。
なので複数の弁護士が所属している法律事務所がいいな、と考えました。
女性弁護士探し
女性弁護士に出会うためにはいくつか方法があって。
「女性弁護士による法律相談」を利用して、そこで出会った弁護士に依頼するのもひとつの方法です。
ただし、私が①の女性弁護士にやんわり断られたように、確実に依頼出来るとは限りません。
私はネットで女性弁護士が所属している法律事務所を検索して、法律相談を申し込みました。
このとき、こだわったのは所属弁護士が全員女性の事務所にしたこと。
男性と女性が混在している事務所だと、男性弁護士が担当になる可能性もあると思ったからです。
それに、女性のみの法律事務所であれば、女性の事件を数多く扱っている可能性が高い。きっと、離婚問題の経験も豊富だろうと想像したからでした。
結果
実際に法律相談を担当してくださった女性弁護士は、まだ若かったけれど、コミュニケーション能力も高く、率直な話し方に好感が持てる方でした。
私は2度目の訪問で、女性弁護士と委任契約を結びました。
感想
もともと、私は依頼人として裁判に積極的に関わっていくつもりでした。
しかし、最初の頃は、女性弁護士は私への報告を必須と考えていなかったようで、意志疎通がうまくいかないこともありました。
裁判は弁護士に任せきりという人の方が多いのかなあ…。
お互いの認識が違ったせいで、初めのうちはぎくしゃくしましたが、裁判が進むにつれて女性弁護士が私の要望を理解してくださり、スムーズにやりとりできるようになりました。
私は法律のプロである女性弁護士を尊重しましたが、素人くさい意見をぶつけることもありました。
そういうときにも、女性弁護士は法律家として真摯に答えてくれましたし、「私が納得できる裁判の終結」にこだわってくれました。
約3年の裁判をともに戦って、彼女を代理人にしたことに私はとても満足しています。
男性弁護士か、女性弁護士か
私は「女性」の弁護士にこだわりましたが、男性と女性、どちらがよいかと一概には言えません。
結局、依頼人と弁護士の相性だと思います。
実は私は、ベテランの男性弁護士にメリットを感じたこともあって。
ベテランの男性弁護士の方がもと夫とベンゴ氏を説得しやすいかもしれない…と思ったんです。
ベンゴ氏はひとり事務所の新米弁護士でしたから。
あちらに「離婚裁判を起こす」強い意志がなく、弁護士同士の話合いで解決できる見込みがあれば、こちら主導で進められる可能性が高いかも、と。
結局、私は裁判になるまで弁護士に委任しなかったのですが。
相手方の性格や状況を見極めて、最適と思える弁護士を選択する…もアリなんじゃないかなあと思います。
あなたのこだわりを見つけて、あなたに合った弁護士を探してください。
それが、納得いく離婚をするための第一歩になると思います。