公立高校の入学費用や学校諸費・修学旅行積立金はいつ、いくら払う? 家計簿ベースでお話します

節約
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こんにちは、ねりきりです。

小さいお子さんをお持ちの方で、今後教育費にいくらかかるのか、どれくらい準備しなければいけないのか、不安を抱えている方は多いと思います。

統計を見ると高校の学習費の総額は公立約45万7000円私立約97万円なんだとか。

しかし総額を言われてもピンと来ませんよね。
そこで、歴25年の私の家計簿をひも解いてみることにしました。

参考:文部科学省|平成30年度子供の学習費調査

こちらも併せてお読みくださいませ。↓

私立高校の入学費用や学校諸費・修学旅行積立金はいつ、いくら払う? 家計簿ベースでお話します
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高校の授業料無償化制度が拡充しています

2010年から始まった高等学校等就学支援金制度によって、公立高校の授業料は無償化されています。

これは一定の所得要件(モデルケースだと世帯年収910万円以下)を満たす高校生に年額11万8,800円が支給されるというもの。
国公立高校の授業料は月1万円弱なので、実質的に公立高校の授業料が無料となる…という仕組みです。

一方、2020年4月から私立高校に通う生徒への支援も手厚くなりました
一定の所得要件(モデルケースだと世帯年収590万円以下)を満たす生徒に最大年39万6,000円が支給されます。

高校無償化

これまで私立高校の授業料負担がネックで公立高校を志望していた生徒にも選択肢が増えたのではないかと思います。

参考:文部科学省|高等学校等就学支援金手続きリーフレット

公立か私立か、それが問題だ

しかし、高校生にかかる学費は授業料だけではありません

入学金制服代などの入学時にかかる費用や、学校諸費用修学旅行費用などなど、私立は全般的に公立より高いと言われていますよね。
しかし、受験対策学習支援は公立より私立の方が手厚いとも言われています。

選択肢は増えたもののどちらを選ぶべきなのか、親としては悩むところです。

そこで兄が公立高校、妹が私立高校を卒業した我が家の家計簿の記録から、実際のところそれぞれにかかった費用がどれくらいだったか、いつ払ったのか、書いていきたいと思います。

もちろん高校によって支払い時期や金額などは違うと思いますが、一例として高校選びのヒントになれば、と思います。

公立高校3年間の学校への支払い

以下は、兄の学校に納入した金額の一覧表です。

支払時期費目金額備考
高1入学時入学金及び初回納入金65,000入学金約5000円,PTA会費,生徒会費,修学旅行積立金1回目2万円等が含まれています
制服,体操服等33,000
書道教材3,000副教科の選択が「書道」だったため
後援会6,000
教科書代20,000
入学時小計127,000
7月修学旅行積立金30,000
10月修学旅行積立金30,000
1月修学旅行積立金30,000
高1合計217,000
高24月諸費2年35,000PTA会費,生徒会費,学年費,同窓会費
教科書代10,000
修学旅行積立金10,000
高2合計55,000
高34月諸費3年35,000PTA会費,生徒会費,学年費,同窓会費
教科書代10,000
高3合計45,000
¥444,000

見方がわかるかな~。
一応説明すると以下の通りです。

高校入学時にかかった金額は 12万7,000円
(ちなみに公立高校の受験料は約2,000円、私立併願校は約2万円でした)

1年生の間に支払った金額が上記以外に 9万円
2年生の間に支払った金額が 5万5,000円
3年生の間に支払った金額が 4万5,000円

トータル44万4,000円
冒頭に書いた統計の公立高校の学習費45万7,000円に近いですね。へぇ~、やっぱり正しいんだな。

1年生の支払い額がやはり多いですね。
部活をする場合は、ユニフォームや練習着など物品を揃えるのにさらにお金が必要です。

2・3年生の支払いは4月のみでした。
ただし、大学受験に向けて塾・予備校代などの受験費用がかなりかかるようになってきます…。

入学時の支払いについて

息子の高校の制服は学ランでした。
おかげで夏服は、ネットで黒のズボンを3千円程度で購入したもので間に合いました。
靴もカバンも自由だったので、かなり安上がりでした。
女子は夏服・冬服どちらも必要ですし、もう少し高かっただろうと思います。

入学時電子辞書3万円くらい)の購入を勧められましたが「スマホでいいやろ」と言って買いませんでしたw
しかし、

あった方が良かったかな~。けど、今さら買うのもなあ…

受験期に悩むことになったので購入されてもよいと思います。役に立ちます。
(何せうちはケチりすぎなのよ…)

修学旅行積立金について

ポテチの高校の修学旅行先は台湾でした。

修学旅行積立金の合計は12万円
高1~高2の4月にかけて3カ月ごとに指定口座から引き落とされる仕組みでした。

学校によって毎月積立とか一括納入とか色々あるんだろうと思います。

授業料について

我が家は公立高校無償化に当てはまる世帯(世帯年収910万円以下)でした。
全高校生の8割が利用してるんだそうです。

国からの支援金は各世帯ではなく高校に支払われます。
なので、公立高校では「授業料」を請求されたことはありませんでした。ありがたいですね。

その他の支出

学校に納入する費用以外で、高校生の支出として考えておくべきものが通学費(定期・自転車代など)、部活動費塾・予備校代などです。

個人差が大きいものですが、我が家の例を書いていくと…

通学費

ポテチの高校は自宅から自転車で40~50分ほどの距離でした。

初めは自転車通学だったのですが(時々車で送り迎え)、アップダウンがきつくて消耗するとのことで直訴され、高2の途中から電車通学に。
定期代は3カ月3万円くらいでした。高いですね~。泣

志望校を決める際、家からの距離も重要な要素になってくると思います。
家から遠いと通学費用がかさみますし、勉強時間にも影響しますしね。

しかし、お子さんがどうしても行きたい高校であるならば、距離が遠くても選ぶ価値があるのだろうと思います。

部活動費

実はポテチが高校を選んだ決め手は部活でした。

おかげで彼の高校生活は部活動一色でした。(部活引退後は受験に一直線でした。メリハリがありますね~w)

強豪校だったので部活動費はかなりかかりました。

毎月の部費が4000円。
チームリュックやユニフォーム、ジャージや物品、遠征費、合宿費…ざっとみただけで50万円以上、多分もっとかかっていると思いますが怖くて計算できません~w

私立の強豪校の方がもっとかかるんだろうと思いますけどね。

でも、ポテチは部活のおかげで

わが青春に悔いなし!

とのことなのでプライスレスです。
私も部活の応援で保護者仲間と一緒に声援を送って、大いに楽しませてもらいました。

塾、予備校、受験料

ポテチは中学生の頃から私が家庭学習で勉強を教えてきたので、ほとんど塾を利用していません。

大学受験も家庭学習でほぼ乗り切り、国公立の二次試験と私大対策で大学院卒の方に2ヶ月半ほど英作文を見てもらっただけでした。(遠方だったのでその交通費が高かった…)

受験費用はかなり節約できた方だと思いますが、それでもこれくらいかかりました。

大学受験費用

塾・予備校にかかる年間費用は100万円くらいと言われているし、周囲を見てもそれくらいだろうなあという体感があるので、安上がりではありますね。

受験料は、センター試験国公立大受験料私立大受験料合わせて約25万円だったので、ポテチの大学受験費用はトータル43万円くらいでした。

ちなみにスタディサプリは安価で有名講師の講義が受けられ、テキストの質もよいのでおススメですよ。

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