こんにちは、ねりきりです。
夏の終わり、ヤツは突然やってきました。
憎らしいヤツの名は……そう頭痛です。
こめかみや後頭部が締めつけられるように痛む、目がチカチカ。これ緊張性頭痛?
私は仕事でも趣味でも目を酷使しているので、疲れ目からくる頭痛はもう慣れっこ。
ですが夏の終わりの頭痛はいつもと違ってました。
こめかみや後頭部がぎゅうっと締めつけられるように痛くて、パソコンを見てたら目がチカチカ、最後には眩暈が。汗
さすがに何かの病気ではと怖くなってネットの頭痛診断をやってみたところ…
緊張性頭痛の判定が出ました。
まさにそれ!!
病的なものではないのねとホッとしたものの、そういえば首や肩がめちゃくちゃこってるなあと自覚し……あることに気づいたのでした。
髪をくくり続けていたら頭痛になる
それはこの夏、髪をくくり続けていたこと。
夏の間に髪をまとめるのはいつものことなのですが、今夏は特にコロナで美容院から足が遠のいたため髪が伸びっぱなし。
ヘアスタイルに四苦八苦していたのです。
頭痛が特にひどくなったのは、髪を結んだままうっかり寝落ちしてしまった日の翌日でした。
しかもその数日前、ヘアゴムをしっかり縛れる太いものに変えたところだったんです…
寝ている間に頭や首に変な負担がかかってしまったのかも。
あらためて髪を解き頭皮をマッサージしてみたらめちゃめちゃ気持ちが良くて、原因はこれだと確信しました。
ポニーテール頭痛とは
「髪を結ぶ 頭痛」で検索してみたところポニーテール頭痛というワードに行き当たりました。
絶対これだ!
太ゴムで髪をくくるのをやめ、どうしてもという時はシュシュやバナナクリップ等でゆるく結ぶことにしたものの、がちがちに固まってしまった頭皮や首・肩のこりはなかなか治らず。
朝、起きぬけから頭痛がするので薬に頼る日々が続いたのでした。
父から譲り受けたものが助けてくれました
ふと思い立って家にあるアレを使ってみたところ、翌朝、感動するほど頭が軽くなっていたんです。
ご存知でしょうか?
中山式快癒器
知る人ぞ知る日本で発明された健康押圧器です。
なんと発明されたのは昭和22年。
70年以上前!
すごいロングセラーですね。
この上に仰向けに寝て体重をかけるだけで球頭が背中や首のツボをぐりぐり押してくれます。
つまり一人で「指圧」や「あんま」ができるってこと。
自分で力加減を調節できますし、体重以上の力が加わることもないので絶妙にイタ気持ちいいんです。
めちゃくちゃおススメです!!
今売られているのはプラスチック製ですが、私のは初期の木製です。
レトロでしょw
表面の塗装がところどころ剥げてますwww
父のお気に入り。中山式快癒器
実はこれ、父が若い頃に船員をしていた時に使っていたものなのです。
60年前くらいのもの。
船員の共同部屋ではスペースが狭く運動もできないから、ベッドで仰向けになるだけで指圧できるこの快癒器が重宝したんですって。
陸に上がってからも父の愛用品でした。
20年以上前に帰省した時に羨ましがったらくれたのですが、父は後悔したみたい。
その次に帰省したら新しいのを購入してて「最新式の強力タイプだぞ」と自慢されましたwww
新卒でシステムエンジニアだった頃、家に来た同期達に快癒器を貸してあげたことがあります。
仕事柄、肩こりで苦しんでる子が多かったので。
そしたらその後6人中2人が父と同じ新製品を買ったんですよ。
レトロなのを気に入ってはいるけれど、強力タイプがちょっぴり羨ましかったですw
中山式快癒器の使い方
中山式快癒器は二種類あって、4球式は背中・腰用、2球式は首筋・肩用になります。
仰向けに上に乗って、脊髄を球で挟み、数秒ずつ動かしながら体重を乗せて押していきます。
肩こりや頭痛だけでなく、胃が痛い時に背中を押すと気持ちいいんですよね。
使っていると「次はここに当てると気持ちいいよ」と体が教えてくれる感じになります
私は中山式快癒器をいつもベッドサイドに置いて、寝る前に使っています。
今回は4球式に頭を乗っけました。
首まわりのツボを押してくれたのと同時に、頭皮も解されたみたい。
朝すっきりしていてビックリしました。
お父さん、ありがとう!!!
とはいえ日中肩がこる動作を続けているので、まだまだ全快とはいきません。汗
しばらく続けていこうと思います。
最後に
そういえば父が購入した強力タイプの中山式快癒器はどこにいったんでしょう…
記憶の糸を手繰ったら、そういえばお葬式の時に棺に入れてあげたのでした。
父の必需品でしたからw
私も年季が入った父の快癒器をずっと使い続けて、最後にはお棺に入れてもらおうかな。
もしかしたら娘が使うかな?
肩こりがひどいと言ってるから。
三世代に渡って家族のこりを解してくれる中山式快癒器に大感謝なのです。