こんにちは、ねりきりです。
いちごが指定校推薦で第一志望大学に合格しました!
やったー!! おめでとう!!!(泣)
さっそく入学金の振込みをしてきましたよ。
来年の春、うちの子達は2人とも大学生になります。
これでひとつ肩の荷が降りました。
今回は、誰かの参考になればと思うので、いちごの指定校推薦について書いていきます。
なぜ指定校推薦にしたか
実はいちごに指定校推薦をすすめたのは、私です。
中学生の頃から、いちごが大学に行くとしたら指定校推薦しかないだろうと考えてました。
これまでも何度か書いてきましたが、うちの子達はほとんど塾を利用していません。
私が家庭学習で2人の勉強をみてきました。
おかげで子ども達の能力は、親のひいき目なく、がっちり把握できてました。(これって良くも悪くもあるけどね~)
- ポテチは能力が高いけれど、小器用にたいがいのことをこなせるせいか、努力がきらい。
- いちごは能力は低いけれど、コツコツ努力できる子。
ポテチには一般入試をすすめましたが、いちごは一発勝負で戦うより、日頃の評価が反映される推薦入試が向いていると思いました。
だから、いちごの高校受験校もそれを見こして選んだのでした。
いちごの高校入試
都道府県によって違うかもしれませんが(実際、私の今の住所地と出身県では入試事情がまったく異なります)。
指定校推薦でそこそこの大学を目指すなら、公立高校なら偏差値60以上のところを目指したい。
それが無理なら、私立高校に入学した方が有利と判断してました。
いちごは公立志望でしたが、受験校は、いちごの能力では合格確率5分5分というところ。
それでも、高校のレベルを落とさず入試に挑んだのは、そんな考えがあったからです。
あいにくその年、いちごの受験校は倍率が高く、残念ながら不合格。
私立高校に進学することになってしまいましたが、これが吉となりました。
公立高校に進んでいたら、今回の結果は得られなかったと思います。
いちごのために敷いたレール
うちの子ども達は趣味や好きなことはたくさんあるけれど、将来の希望などは皆無(汗)。
大好きなものがあればあるほど人生は楽しい。
自分の好きをみつけなさい
こんな育て方をしてきたからでしょうか。
将来の話は、あんまりしてこなかったからなあ…。
親としては心配なので、いちごの能力と趣味嗜好、受験情報などを考慮した上で、最上と思えるレールを敷いてあげていました。
(本来、自分の将来は自分で決めるものだし、余計なおせっかいですけどね)
それにのっかるか、外れるかはいちご次第でした。
レールの内容
公立高校は、大体同じくらいの能力の生徒が集まってます。
けれど、たいがいの私立高校には、1類・2類とか、進学コース・スポーツコースなど各学校によって複数のコース分けがあります。
いちごの高校は中堅の私立高校ですが、それでも上位クラスの生徒は一般入試が推奨されていたし、スポーツコースもありました。
で、いちごが進んだのは、推薦で大学にいきたい人が進む真ん中のコース。
私立高校の真ん中コースでよい成績を取り、指定校推薦の校内選考に通る
それが、いちごに敷いていたレールです。
結果
いちごが進んだコースは、本来のいちごの能力より少しレベルを下げたコースでした。
なので、そこでよい成績を取ることは十分できるはずと思っていたのですが…。
なんと、高校1年のときのいちごの成績が思ってた以上に悪く、「これは無理か」とあきらめかけていました…。
しかーし。
なんといちごは高2から脅威の成長を見せ、高3ではコース内の最上位クラスに入れることになったのです。
いちごの進んだ真ん中コースでも、指定校推薦を取るには最上位クラスに入っておかなければならない、と言われてました。
2年から3年の進級のタイミングで、他のクラスから最上位クラスに変わったのはたった4人。
その一人にいちごは入れたのでした。
さらに、英検準2級は3度目の正直でやっと合格できたのに、2級は奇跡の一発合格!(あ、二次試験の面接は2回目での合格です。)
そのときのドタバタ記事がこれです↓
指定校推薦の校内選考を通過できる材料を、いちごは自力で勝ちとったのでした。
(ドタバタの末ですが。苦笑)
いちごの成績が上がった理由
一番大きかったのは「友達に恵まれたこと」だそうです。
2年のクラスがとても仲が良く、みんな勉強も頑張ってたそうで、最上位クラスの次に平均点が高いクラスだったんです。
さらに、放課後実施されていた特別補講授業に必ず参加していたこと。
私立高校なので学習指導が手厚く、年間数千円の負担で、毎週の補講授業を受けることができたんです。
進学クラスの生徒は必修でしたが、真ん中コースは選択制。
もちろん「参加しなさ~い」とプレッシャーをかけましたよ(笑)。
でも、これがとてもわかりやすかったそうで、塾にいかずとも成績を上げることができたのでした。
英検の前には対策授業や面接の練習もしてくれました。
いちごの成績が上がったのは、私立高校のメリットをとことん利用させてもらった結果だといえると思います
志望大学の決定
高校2年の終盤になっても、志望大学が決まってなかったいちご。
ポテチは、「友達が指定校をもらったところに一緒に通いたい」なんて軽~い理由で受験大学を決めたのですが。(あきれるわー)
いちごの趣味嗜好に私の希望もちょっぴり加えた、おすすめ大学のオープンキャンパスに、高3の春休みに一緒に出かけました。
一推し大学のいちごの感想は「なんかちがう…」でしたが、二推し大学は「けっこういいかも」。
実はその二推し大学から、いちごの高校に毎年数件の指定校推薦枠がきていることを、私はリサーチしておりまして。
「えーやん、えーやん」という私の推しもあって、いちごの志望大学と志望学科がゆる~く固まりました。
学科が優先
ポテチは「この大学ならどこの学科でもいいや~」というゆるさでしたが。(ほんまにあきれるわー)
いちごは大学より学科優先でした。(そうあるべき)
たとえ志望大学から指定校推薦がきても、いちごの志望学科とは限らない。
なので、もし志望学科の推薦がなかった場合は、公募推薦・一般入試も視野に入れておかなければならない、といちごには言ってました。
でも、高3の1学期の三者面談で、先生からこう聞かされまして。
昨年は第一志望大の志望学科から指定校が来ていたけど、一昨年は来てなかった。もう一つランクが下の大学からも同じ学科から指定校がきていたよ。今年はどうなるかわからないけど
志望大の志望学科から指定校がきたら、もちろんそこに希望を出すべき。でも、来なかった時のことも考えて、一つ下のランクの大学のオープンキャンパスにも行ってきたら?
指定校への道がちょっぴり広がったような気がしました。
先生に言われたとおり、もう一つの大学のオープンキャンパスに出かけ、夏休みの指定校推薦枠の校内発表をドキドキしながら待ちました。
志望大・志望学科の推薦が来た!
なんと!
今年は第一志望大ともう一つの大学両方から、いちごの志望学科の指定校推薦が来てました!!
神か!!!
いちごと手を取って大喜び!
もちろん、第一志望大に希望を出し。
校内選考の末、いちごが指定校推薦枠を勝ち取ることができたのでした。
いよいよ受験
大学によって受験方法の違いが多少あるかもしれませんが、書類審査と面接の大学が多数派じゃないかと思います。
実際、いちごの志望大学も書類審査(志望理由書と自己PR文)と集団面接(生徒3人)でした。
書類審査
私も巻きこまれながら、ずいぶん苦労して作成してました。
志望理由書は、大学案内を見ながら、大学でやりたいこと、そう思った理由などを書きました。
オープンキャンパスで体験授業を受けたことなども交えました。
自己PR文は、高校3年間で頑張ったことについて。
いちごは「勉強」と書きました。
しめ切りギリギリに先生に見てもらって、なんとか大学に送付することができました。
受験当日に書くのではないので、事前にチェックしてもらえるのがありがたかったです。
面接
本番の一週間前から学校の先生方が練習してくれたそう。
毎日、帰宅が遅くなってました。
先に他大学の面接を受けた友達によると、「大学を志望した理由」とか「時事問題」などを質問されたそうで。
「なんでここが良かったの?」「他じゃダメだったの?」とツッコまれて答えに窮した子もいたそう。
いちごも色々な質問に対する答え方を考えていました。
しかし、本番で実際に質問されたのは、「大学に入って何をしたいか」と「うちの大学の印象ってどう?」「どんな風に見える?」っていう軽~い質問。
さらに、大学入学後のちょっとした説明があったそうです。
これってもう合格が既定路線て感じ…ですね。
合格発表
面接の4日後に、速達で合格通知が届きました。
指定校推薦の応募要項に記載された通りだったので、やきもきすることもなく、きちんと受け取ることができました。
いちごは学校にいる時間だったため、
着いたよ~
と未開封の合格通知の写真をLINEすると、
今すぐ開けて! 結果みて!
と電話やらスタンプやらで何度も催促が来て(笑)。
結局、「おめでとう」の言葉とともに、合否結果の写真を再度送ることになりました。
いちごの受験を終えて
入学金の支払いは終えましたが、第2回入学手続きとして前期分の授業料や諸費用の振り込みが控えてます。
高校の先生によると、これを忘れて合格取り消しになった生徒もいるとのこと(!)。
気を引き締めて、全ての手続きを遂行しなくちゃいけませんね。
ポテチのときも入学式まで不安で仕方なかったです。
手続きに見落としがあったらどうしよう、名簿に名前がなかったらどうしよう、って。
まだしばらく緊張感は続きそうです。