こんにちは、ねりきりです。
第1回弁論準備期日、今回も私は欠席し、弁護士にだけ出席してもらいました。
このとき提出した第一準備書面は、あとあと悔いが残るものになってしまいました。
内容は問題ないのですが、細かいところが…。
この頃はジョシー先生と代理人契約を結んだばかり。
やりとりを上手く出来ていなかったのが原因ででした…。
離婚裁判体験談③訴状への反論 第一準備書面の続きになります。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。
弁護士とのやりとりについて
初めにあった私のストレス
私が代理人委任してストレスに感じたのは、裁判の状況が弁護士から報告を受けるまでわからないことでした。
離婚調停や婚姻費用分担請求のときは、全ての状況を自分で把握できていたのに、それが出来ないっていう…。
調停や婚費はひとりで戦ってたから当たり前なんですけどね。
第一回口頭弁論で、相手方はどんな様子だったか、裁判官はどんな人だったのか。
弁論準備期日はどんな風に進んだのか。
すごく知りたかったのですが、ジョシー先生からは出廷したという報告しかなく…。
今思えば、このときは通りいっぺんのやりとりがあっただけ。
ジョシー先生が、忙しい時間の合間を縫って報告するほどのことはなかったのだと思います。
裁判は書面が重要ですものね。
でも、素人の私はそれがわからないから、すぐに報告してほしいと不満に思ってしまったんです
一応、弁護しておくと、ジョシー先生はその後、裁判官から特別に何かお話しがあった場合や、私の確認が必要なことは逐一知らせてくれてました。きちんとした先生です。
ストレスをなくすために
私のように、裁判の状況を把握しておきたいという思いが強い方は、裁判期日に出席された方が良いかもしれません。
出席も欠席も依頼人の自由ですしね。
忙しくてそれが無理なら、弁護士に委任するときに、裁判の内容や状況などをどんな風に報告してくれるのか聞いておくといいかも。
実際、弁護士相談のサイトを見ると、
「弁護士が報告してくれない」
「今どうなってるかわからない」
なんて質問が結構あるんです。
そうならないために。
自分が楽になるために大金をかけて雇った弁護士がストレスの原因になっては本末転倒ですものね。
私の場合
郵便からメールへ
弁護士と依頼人のやりとりの方法は、人によって違うと思います。
私の場合、初めのうち、ジョシー先生とのやりとりは、電話・FAX・郵送がメインでした。
でも、私主導で、PCメールでのやりとりに切り替えていきました。
まず、電話だと法律事務所が開いてる時間しか連絡できないし、ジョシー先生が捕まる確率はかなり低かったし。(打ち合せ中とか、出張中とか、出廷中とかで)
言葉のやりとりだと、文字のやりとりより行き違いがおこる可能性が高いし。
すぐに返事がもらえなくても、電話がつながらないよりはストレスが軽減されるしね。
また、初めはこちらや相手方が裁判所に提出した書面のコピーを郵送してくれていたのですが、それだと受け取りが1日遅れ、2日遅れになるし、郵送代がかかるし。
FAXだと文字がつぶれるし、大量の書面だとインクリボンがすぐなくなっちゃうし(汗)。
そもそも郵送代は、代理人委任したときに着手金とともに払った実費費用から差し引かれていくので、足りなくなったら、また請求される!
節約大事、です。
自分が裁判所から受け取った書類(婚費関係のね)を送るときに、スキャンしてメールで送信したら、次からはジョシー先生と担当事務の方もそうしてくれるようになりました。
裁判の期日報告書なども、作成したらすぐ送ってくれるようになりました。
(裁判で重要なやりときがなかったときは送られてきません。その辺、臨機応変です)
パソコンの扱いに慣れてる方は、弁護士にお願いするといいと思います。
データでもらった方が早くて安くて楽なのでおススメですよ。
提出書面の確認
裁判所に提出する書類、私は事前に絶対確認したい派でした。
なぜって、婚姻費用の経験で、もと夫とベンゴ氏がささいな間違いやあいまいな言い回しを大きな問題にして、「だから、自分が正しい」という言い方で攻撃してくることがわかってたから。
裁判の書面では、ツッコまれるような些細なミスがないよう気を付けたかったんです。
でも。
ジョシー先生は第一準備書面を、私の確認を取ることなく、裁判所に提出してしまって(泣)。
弁護士にとってはこれが当たり前のやり方なのかもしれません。
だって、準備書面を作成するときに私から事細かに説明を聞いて、それに従って文章を組み立ててるわけだからね。
ベンゴ氏があんな規格外の弁護士じゃなかったら、それで良かったはずなんです。
けれど…。
第一準備書面の反省点
婚姻費用審問の審判書にちょくちょく間違いがみられたので、主張書面や審問でどんなに言葉をつくしても、間違いは起こるのだとわかってました。
ていうか、ささいなミスはあって当然なんです。人間だもの。
そもそも、私ともと夫の離婚争議はめちゃめちゃややこしかったから、第3者には理解しづらいんですよね。
事案発生~離婚調停~別居まで紆余曲折があって、何度も話合いを試みながら、結局破綻の繰り返しだったからなあ。
ジョシー先生が作成した準備書面には、婚姻費用の審判書に見られたのと同じような小さな間違いがちょこちょこあって。
一応、ジョシー先生に指摘すると
大勢に関わらない部分なので大丈夫だと思いますが、気になるなら訂正文を裁判所に提出しますよ?
それは本当に、争点には深く関わらない、ほんっとーにどうでもよい部分だったので、
いや…。そこまですることはないと思います。…(多分)
訂正文は出しませんでした。
…けど。
もと夫とベンゴ氏は裁判の最後の最後まで、第一準備書面のその些細な部分を「自分が正しい」「被告が間違っている」根拠として強弁し続けました。
最後には「離婚詐欺」とまで言われましたよ(怒)。
もと夫にとっては私を責める口実がないから、それくらいしか言うことがなかったんでしょうね。
裁判官には全くかえりみられてませんでしたが、とにかくうっとおしかったし、いちいち反論しなければならないので面倒でした。
完璧な書面作りには事前チェックが大切です
「自分は正しい」と信じ込んでる人間はこういう主張の仕方をしがちなんじゃないでしょうか。
特にモラハラ資質の人はそういう傾向が高いと思います。
こちらのささいなミスを根拠に、「正義は自分にある」という誇大妄想を広げていくんです。
私も裁判中、もと夫って自分が浮気したことを本当に忘れてしまったのかな、記憶を書きかえたのかな、と思うことが何度もありました。
サイコパスなんじゃないですか?
ジョシー先生なんて、こう言ってたなあ。笑
そんな相手にはささいな間違いが起きないように、出来るだけ完璧な書面を心がけた方が賢明です。
裁判所に提出した後では小さなミスほど修正しづらくなるので、提出前に確認した方がいいですよ。
弁護士は、わりとしめ切りギリギリで書面を完成させるので、あらかじめ「裁判所に出す前に確認させてください」とお願いしておくと安心です。
万全を期して、悔いのない裁判をしてくださいね。