【離婚裁判体験談】本人尋問(1)前準備 弁護士との打ち合わせ

Steve BuissinneによるPixabayからの画像 離婚
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こんにちは、ねりきりです。

証拠調べ(本人尋問)のお話です。
これまでの裁判期日では準備書面のやりとりを弁護士を通じて続けてきましたが、いよいよ自分が裁判に出席することになります。
まさに「テレビで見たようなやつ」。ドキドキです。

 

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証拠調べとは

証拠調べとは 裁判所が書証(書面の証拠)や人証(人の証拠)等の証拠を取り調べること。または、裁判の当事者や証人が法廷で尋問を受ける口頭弁論期日のことを証拠調べと言ったりします。
民事訴訟手続の場合は、証人の証拠調べは証人尋問、当事者本人については当事者尋問(本人尋問)といいます。
参考:ウィキペディア

離婚訴訟では、証人尋問(当事者でない第3者の尋問です)はあまりなさそう。
もしあるとしたら、浮気相手に対する尋問、とかですかね。
色んな体験談を読んでも証人尋問が行われたというのはほとんど見かけませんでした。

たいていの場合において口頭弁論期日に行われるのは本人尋問のみ、のようです。

本人尋問の前準備

代理人委任している場合は、通常、本人尋問前に弁護士と綿密な準備を行います。(弁護士にもよると思われますが)

私もジョシー先生と、本番の10日ほど前から打ち合わせを重ねました。

打ち合わせの方法は弁護士によって違うと思います。
以下はジョシー先生とはこんな感じだった、という一例です。

ジョシー先生との打ち合わせ

まずジョシー先生が作成してくれた尋問事項メモにあらかじめ目を通し、どんなことを質問されるか概要をつかみました。

そして、その質問にどんな風に答えていくか、ジョシー先生のアドバイスと私の意見をすり合わせてメモの精度を上げていきました。

ジョシー先生と直接会っての打ち合わせは、尋問の約1週間前に弁護士事務所で行った1回と、尋問当日、早めに待ち合わせして裁判所の弁護士待合室で行った2回だけでした。
でも、メールで何度もやりとりしていたので、かなり密にサポートしていただけたと思っています。

尋問事項メモ

被告主尋問(被告が被告の弁護士にされる尋問。私の場合は私がジョシー先生から尋問されます)、原告反対尋問(原告が被告の弁護士にされる尋問。もと夫がジョシー先生から尋問されますす)の2種類のメモを作ってくださいました。

台本のようなト書きで、わかりやすく箇条書きで書いてくれていました。

被告主尋問メモはかなりの長さでしたが、原告反対尋問メモは短め。
相手の出方がわからないので、細かく詰めてもムダになるからでしょうね。

私がもと夫に聞いてほしいこと、ツッコんでほしいと思うことなども参考にしてくれました。

ジョシー先生に質問したこと

テレビでよく見る尋問の場面ですが、いざ自分が直面するとわからないことばかり。
ジョシー先生には色々質問させていただきました。

同じことを疑問に持つ方も多いと思うので、抜粋します。

尋問されているとき、メモなどを見ることができるんですか?
日付や書証(証拠)の番号など覚えていられる自信がないです。

ジョシー先生
ジョシー先生

尋問中にメモを見ることはできません。
日付や書証番号まで細かく覚えておいていただく必要はありません

書証をみながら質問に答えるんでしょうか?

ジョシー先生
ジョシー先生

尋問中、書証を見ることはできますし、書証をふまえた質問をする場合、私(委任している弁護士ということですね)が書証をねりきりさんに示しますので大丈夫です

ジョシー先生
ジョシー先生

ねりきりさんが、書証を見て説明したい、ということであれば、その旨、尋問中に申し出ていただければ対応が可能ですよ

結婚した日とか別居日とか、大きなイベントがあった日なら覚えてるけど、細かい日付なんて忘れてしまってるし。
間違えたら「ウソをついた。よって被告の主張は真実ではない」なんてことを言ってくる相手なのでね。
手元に年表を置けないかと思ったのですが、無理でした。汗

けれど当日は、私が申し出なくてもジョシー先生が空気を察して書証を示してくださったりしました。

長く話しすぎない、ウソを言わない、ベンゴ氏に煽られても怒らない、などなど色んな注意も受けました。

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私の考え

本人尋問について、「相手と会うのが怖い」とか「何を聞かれるのか不安」という声をよく聞きます。

弁護士に委任してる場合は、相談や質問をして不安の解消に努めましょう。

裁判所も尋問も、一般人の私たちには未知の世界。
知らないから怖いのであって、知ってることが多いほど恐怖感は薄れると思うんです。
できるだけ知識をたくわえましょう。
相手と会うのが怖い場合は、つい立てをしたりして顔を合わせない方法もあるみたいですよ。

で。

私はというと、実は不安も緊張もほとんど感じませんでした。

もともとそういう性格……では決してないんです。
ゼミの発表とか仕事のプレゼンとかはめちゃめちゃ緊張したんですよ。

でも。

尋問って、聞かれたことに答えるだけなので。
自分から発信することも考えることもないし、最初から最後まで受け身でいられるので気が楽でした。

しかも、私は本当にあったことを話せばいいだけ。
何を聞かれたって答えに詰まることはない、と自信を持っていられました。

むしろデタラメで理論武装しているもと夫は不安でいっぱいだったろうと思います。
その緊張した顔を見物してやろう、くらいの気持ちでした。

実際、もと夫は本人尋問にベンゴ氏ときっちり予行演習をして臨んでいたようでしたが、かなり緊張していたようで声が変わってました。

法廷は、隠すことがある人間にとってはすごく怖い場所なんでしょうね。

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