離婚裁判の弁護士費用。これだけかかりました。

勝利 離婚
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こんにちは、ねりきりです。

今回は記念すべき(?)101回目の記事。
出来れば向き合いたくなかった私の弁護士費用についてまとめました。
は~~~。ため息。

家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。

人物紹介
こんにちは、ねりきりです。 当ブログに時々出てくる登場人物達のご紹介です。 家族 ねりきり 管理人 …
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私の離婚争議

私の離婚争議の経過を超簡単にまとめると以下の通りになります。

離婚争議勃発

離婚調停 申し立て

別居

婚姻費用分担請求調停 申し立て

両調停とも不成立

婚姻費用分担請求審判

離婚訴訟 第1審(家庭裁判所)

反訴

判決

離婚訴訟 控訴審(高等裁判所)

和解成立

この中で私が弁護士を利用したのは離婚訴訟から下の部分のみ。

費用面を考えて、離婚調停と婚姻費用分担請求調停&審判は自力で戦ったため、安上がりではありました。ここで終われば良かったんですけどね~。

さすがに離婚訴訟は弁護士の力を借りなければ勝てないと考え、泣く泣く代理人委任しました。
それで良かったと思ってますが、費用のことを思うと…。

もと夫への憎しみが再燃します。

弁護士費用

弁護士報酬は、以前は日弁連によって基準が決められていました。
しかし、現在は報酬基準が廃止されて、弁護士それぞれが自由に料金を決められるようになりました。
つまりオープン価格なんです。

いちおう相場はあるようですが、色んな体験談やSNSを見る限り、ずいぶん違うなあという印象です。

参考:日弁連|市民のための弁護士報酬ガイド

弁護士事務所の規定

ジョシー先生の弁護士事務所の実費・着手金・報酬金の規定は以下のようなものでした。

実費 3万円

着手金 40万円

報酬金 30万円
親権獲得に関する追加報酬 1人につき10万円
慰謝料・財産分与・養育費(5年分)などの実質的経済利益の金額の10%

全て税抜き。

実費の内訳は、訴訟費用(収入印紙・郵券)、コピー、通信、交通費など。
日当はありませんでした。

着手金は裁判からの依頼だったためこの金額でしたが、調停の場合はもう少し安く設定されていたようです。
調停から裁判になれば割引があるので、調停から頼んでも裁判から頼んでも、支払う費用はあまり変わらなかったのかも?

裁判にならず調停で離婚出来れば、少なくとも20万円くらいは安くなったんでしょうね~。
控訴もせずに済むんだからもっと安くあがってますね。
調停から頼む方がいいのか、自力でやるのがいいのか、悩むところですね。

養育費について、私の場合は委任時の子ども達の年齢が中高生だったことから、少なくともポテチは養育費を5年ももらえないだろうと思えました。
そのため、「養育費(5年分)」に関しては「考慮する」という文言を付け加えてもらいました。

実際、離婚成立時、ポテチは大学2年生。
養育費が支払われる期間は2年ちょっとだったため、ポテチ分の養育費の年数はまけてもらいました。(関西人なので値切るのに抵抗なしw)

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私の弁護士費用

離婚訴訟 第1審

実費費用 30,000円

着手金 432,000円(当時は消費税率が8%でした)

反訴

実費費用 30,000円

着手金 0円

控訴審

実費費用 30,000円

着手金 216,000円

報酬金

324,000円

親権獲得に関する追加報酬 216,000円

養育費獲得に関する追加報酬 ポテチ(3年分×10%)・いちご(5年分×10%)

財産分与受取額×10%

慰謝料600万円が棄却されたことによる経済的利益はカウントされてませんでした
こちらも反訴で慰謝料550万円請求して棄却されたので相殺されたのかな。

トータル

ななななんと! 280万円超えでした。

そ、そんなに払ってたの…。
鼻血出そう…

国公立大なら1人卒業させられるや~ん。泣

私の考え

鼻血が出すぎて頭がクラクラしてますが。

婚姻費用審判を自力でできたのはせめてもの幸いだったな、と思いました。
私の場合、婚費が支払われた期間は3年半。
自力でやったため、その間の婚費は丸々受け取れたからです。

裁判では、子ども達名義の預貯金を子どもの特有財産と認めてもらえましたが、それについては報酬金は取られませんでした。
子ども達のお金なので、私の「実質的経済利益」ではないからでしょうね。
子ども達が委任契約をしていたわけでもないし、そこに関してはジョシー先生はただ働きしてくれたということになりますから、ありがたいです。

弁護士費用は高い? 安い?

金額だけ見たら高いですよね。

でも、3年間、もと夫とベンゴ氏からの攻撃を防いでもらえたわけだから…………

やっぱり高いと思います~。仕方ないけどーーー

ふと思ったのは、別居時に家の財産を出来るだけ持ち出して、財産分与を支払う側になれば経済利益がマイナスになって報酬金が少なくすんだのでは……ということ。
私の場合は無理だったけどね~。家を手放したし。
弁護士報酬の規定にもよりそうですけどね。

3年で280万、1年90万強、1ヶ月7,5000円くらい…。
主婦のパート代くらいの金額ですよね。

それで手に入れられたものは安寧…。
でも、もと夫がすんなり離婚してくれればもっと安く済んだはず。
そもそも弁護士なんて雇わずに済んだはずで。

そう考えると憎しみが止まりません…

弁護士費用は高いか、安いか。

あなたはどう思われますか?

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