こんにちは、ねりきりです。
夫婦が離婚した後に生じた問題を話し合うことができる調停があります。
実は私、離婚成立の約2ヶ月後にもう一度家庭裁判所のお世話になることになりました。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。
子ども達の私物返還交渉
私の離婚争議は当初、準備不足の行き当たりばったりだったため、別居もトラブル続きでした。汗
まず私が家を出た後にポテチが、最後にいちごが私と同居を開始しました。
(その時のトラブルの例↓)
とはいえ別居後しばらくは、もと夫と子ども達の関係は決して悪くありませんでした。
ですが、飼い猫の死をきっかけにすぐ悪化。
もと夫は自宅のカギを取り替え、子ども達を締め出すようになりました。
(そんなことをしながらも、もと夫は親権を求めてたんですよね。行動が矛盾してますね)
おかげで自宅には大切な物が残されました。
- 子ども達のアルバム
- 子ども達が小さい頃の写真データ
- ビデオテープ
- ポテチの小中学校の卒業写真
- ポテチの同級生のパパが焼き増ししてくれた部活の試合映像CD
- ポテチが地方大会に出場したときの写真パネルや冊子
- ポテチの部活の後輩たちが卒業記念に作ってくれたアルバム などなど
これ以外にもたくさんあります。
特にポテチのものが数多く残されてしまいました。
離婚時の取り決め
離婚訴訟中から子ども達の私物返還については、もと夫に何度もお願いしていました。
裁判中の期日外交渉はいたしません
言い放ったベンゴ氏にジョシー先生がキレたこともあります。
郵送物の受け渡しや自宅残置物の返還交渉、面会交流の個別の日時調整など、煩雑で法的解決になじまない事項については代理人間で調整することの方が通常ではないでしょうか!
新米のベンゴ氏はあわてて玉虫色の前言撤回w
当方の方針に変わりはありませんが、法的解決になじまない事項や被告との間で取り決めを要するものでない事項(子どもに関することなど)については、ご連絡いただければ対応を検討いたします
方針変わっとるやんw 文章パクってるしwww
けれど、もと夫の言い分は一貫して子ども関連の話は子どもと直接話し合う。
それならばとポテチに電話してもらったところ、都合の悪いことを言われて電話をガチャ切り。大人げない…
着払いなら返還する(あくまで家には取りにいかせない)というので、これを返してくださいというポテチ作成の「残置物リスト」をベンゴ氏経由で送ってみれば、リストにないゴミみたいなものまで送ってきてね。
ポテチが怒って「家に取りに行かせろ」と言うも、もと夫は無視を決め込み…。
それでも、最後まで私物返還については子ども達と話し合うと言い続けていたし、自宅に義父(子ども達にとってはおじいちゃん)が来てるようだからと訪ねていったポテチに、義父は「裁判が終わってから」と言ったそうなので期待したんですけども。
離婚が成立しても、残念ながら私物返還交渉は全く進みませんでした。
離婚成立後の顛末
高裁で和解が成立したときに、財産分与の2回払いを渋々認めた私。
代わりにもと夫が強硬にもとめていた不動産権利証の返還は後日となりました。↓
スットボケ作戦で私は不動産権利証は「紛失しました」と伝えました。
見つかり次第お渡ししま~す
と言いつつ、財産分与の支払いが完了するまで絶対返さないつもりでした。
私にとっては、財産分与が支払われるまでのささやかな「担保」だと考えていたので。
しかし、離婚成立後、ベンゴ氏から何度も催促がきました。
ベンゴ氏の催促
和解成立1週間後、自弁宛てにFAX
当方としては不動産を売却するか否かにかかわらず返還していただきたいと考えております。
現在お探ししていただいているものと思いますが、見つかりましたら当事務所までお送りください
ジョシー先生を通じて、「今探しています」と回答しました。
そしてこのとき「もと夫は自宅を売却する予定なのかも?」という疑念が芽生えました。
和解成立2週間後、私宛に封書で
和解から2週間以上経過しておりますが、進捗状況はいかがでしょうか。
見つかりましたら、早急に当事務所までご送付ください
この文言、子ども達の健康保険証の手続きを断る内容とともに送られてきたんですよ。(↓)
相手にするわけないでしょ。怒
和解成立後2ヶ月足らず、封書にて
解決金の振り込みを完了しましたのでご確認ください。
不動産の権利証について、早急に当事務所までご送付くださいますようお願いいたします
こちらは子ども達の健康保険証がようやく発行されて落ち着いたところでした。
さらに離婚成立後から、ポテチがもと夫と連絡を取ろうと努力していましたが全く叶わず。
電話しても「今、仕事中だからまた電話する」とLINEが入り、ようやく電話がかかってきてもポテチはバイト中だったり変な時間だったりでなかなか出られず。
やっとのことで電話に出たら「もしもし」と答えた瞬間、ガチャ切り!
え、なんで???
挙句の果てに全く電話がつながらなくなりました。
ポテチと色々試してみた結果、ポテチの番号を着信拒否されている、という結論に達しました。
何度か電話をかけてきたのは、もと夫がポテチと連絡を取ろうと努力した…という証拠作りだったのでは、と。
もと夫はポテチにやいやい言われるのがイヤだったのだと思われます。
ポテチは気が強いし、口が回ります。
そして、もと夫のことを相当怒っていましたからね…。
そこで数日後、ベンゴ氏にFAXで返信しました。
財産分与残額の入金を確認しました。
不動産権利証は見つかりましたが、①郵送料がかかること、②受領証の受け取りが困難であること、から貴事務所に郵送はいたしかねます。
子ども達が荷物を取りに行く際に持たせますので、日程等の連絡を長男にお願いいたします
このままでは埒が明かないので「交換条件」というわけです。
そもそもこちらは離婚裁判中から荷物の受け取りは着払いしていましたし、受け取りのたびに受領証に署名捺印を迫られてましたからね。
同じことを要求してもいいでしょう?
返信送付数日後、A4封筒
レターパック入りのA4封筒が届きました。
不動産権利証について子ども達を通しての引き渡しには応じられません。
同封のレターパックを利用して当事務所までご送付ください。
郵便追跡サービスを利用していただきましたら、当事務所に配達されたことを確認することが可能です。
〇月〇日までに発送してくださいますようお願いいたします
私のFAXの「①郵送料がかかる」への回答がレターパック、「②受領証の受け取りが困難」への回答が郵便追跡サービスというわけですね。
郵便追跡サービスは受領証の代わりになるでしょうか?
後になって弁護士に質問したところ、「なるわけありません」という回答をもらいましたよ。
子ども達の私物返還については一言もなしですか?
離婚後の紛争調整調停申し立て
そもそも普通は事件が終われば代理人契約は切れるものなんです。
それなのに、離婚訴訟が終結して2ヶ月以上経っているのに、ベンゴ氏がいまだにもと夫のために働いているのはナゾでした。
私にとって、(いかに無能な弁護士とはいえ)ベンゴ氏からの封書を受けとるのはとてもストレスでした。
今回、日付を指定してきたのは、内容証明等を送る準備かもしれないとも思いました。
そこで弁護士ドットコムで相談したところ(ジョシー先生は新事務所設立のため弁護士活動をお休みしていたので質問できませんでした。委任契約も切れてるしね)、離婚後の紛争調整調停を教えてもらいました。
解決できる可能性は低いかもしれない、ということでしたが、私は別の考え方をしました。
弁護士との代理人契約は事件ごとに行うもの。
調停を起こされたことで、もと夫がベンゴ氏をこのまま働かせるには、新たに着手金を払って代理人委任しなければならなくなるのでは、と期待したのです。
あのドケチがそんな出費をするわけない
調停自体は数千円の出費でできますから、私の負担は重くはありません。
それで弁護士からのプレッシャーを逃れられるなら安いものだと思いました。
私はすぐに離婚後の紛争調整調停を申し立て、ベンゴ氏にFAXで通告しました。
離婚後2カ月余りが経過しておりますが、子ども達の通帳及び私物の返還に全く進展がないことから、当事者間の交渉による解決は不可能であると判断しました。
なお不動産権利証とレターパックは調停を通して返却させていただきます。
そうなんですよ。
もと夫が子ども達に返さなかったのは私物だけじゃありませんでした。
裁判で子ども達名義の預金は子ども達の特有財産だという判決が下りたのに、もと夫はいまだに通帳の返還すらしてなかったんですよね。
すると…
申し立て1週間後、最後の封書が届く
不動産権利証はもと夫氏のものですので、直ちに郵送してください
一文だけの連絡でした。
あらためて対応を協議した結果でしょう。
これ以降、ベンゴ氏からの連絡は途絶えました。
前置きだけでえらく長くなってしまいました。
大半グチでしたね。汗
調停のお話はまた次回に。