こんにちは、ねりきりです。
弁護士なし離婚調停⑫第4回離婚調停 反撃!もと夫に放った3本の矢の続きです。

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第4回調停後
長男ポテチが私と同居する、と調停で聞かされて、もと夫はポテチとの話合いを望みました。
私はもと夫と子ども達の仲を裂くつもりは全くなかった(今もない)ので、ポテチを自宅に向かわせました。

これからは、お母さんと住む
ポテチはあっさり言ったよう。
もと夫は納得しなかったでしょうが、高校生の息子にこう言われてしまっては仕方ありません。
ポテチを取り戻すアクションは起こしませんでした。
調停でポテチとの同居を伝えて正解でした。
この後、いちごと同居を始めたときに起こったドタバタを思うと痛感します。
もと夫は中・高生の子ども達に命令しても無駄ってことを、このとき初めて理解したようでした。
ポテチが私と同居してからというもの、いちごをつなぎとめるために必死だったみたい。
しかし、当のいちごのもと夫評は、

うざかった
いきなり手作りプリン(プリンLでね)に凝り出したり、ギター(以前、いちごに誕生日プレゼントで買わされたもの)の練習を始めたり、突然「いちごがお父さんと暮らしてくれて嬉しいわぁ」などと大声を出したりしていたそうで。
確かにうざい……かも。
中学生に通じるやり方ではなかったようです。
いちごの引越通告
いちごは、次の調停の前には私と同居すると決めました。
これは私に合わせたわけではなく、完全にいちごの都合です。
中学の行事や定期テストの予定などを考慮して、一番影響の少ない時期にしたの。
いちごは私との同居を

自分でお父さんに話す
と言い張りました。
私ともと夫に争ってほしくない、自分が言えば父親はきっとわかってくれる、という期待があったのでしょう。
私はすごく心配でした。
ポテチが私と同居を始めた今、もと夫としてはいちごを何としても自分のところにつなぎとめたいはず。
ポテチの場合は、策を講じて、なしくずしに納得させることが出来ましたが、いちごが正面切って私と暮らしたいと言えば、もと夫は反発するに決まっています。
いちごは引越し予定日の3日前にもと夫に「お母さんと一緒に住む」と告げました。(あまり早く言うと気まずくなるからって)
私の心配は……
当たってしまいました。
もと夫のじたばた
いちごに私と同居すると告げられて、もと夫はこう頼んだんだそうです。

〇日頃までは一緒に住んでほしい
それって次の調停が終わるまでだよね、という日程でした。
だって、婚姻費用をその調停で決めることになってたものね。
どこまでも自分本位なやつ…。
いちごにはいちごの事情があったので、もと夫の希望は受け入れられません。
私は私で、いちごの引越をどうしたら手伝えるか、悩みに悩んでいました。
もと夫とベンゴ氏に自宅に無断で入ったら通報する、と言われていたため、いちごの荷造りを手伝えそうになかったからです。
中学生のいちごが2階の自室から一人で荷物を降ろすなんて、階段から転落するんじゃないか、と心配でたまりません。
ベンゴ氏に協力を求めましたが、……無視されました(怒)。
このベンゴ氏、いつもはもと夫に連絡させるくせに、
自分に用があるときはこちらの都合も考えず電話してきて。
私が要求に応じないと電話をガチャ切り。
なんて無礼な人間だろうって思いました。
依頼人が争ってる相手には何をしても許されると思ってるんでしょうかね。
そんな奴だから、私みたいな素人にバカにされるのよ。↓

そして当日。
・・・・・・また警察ざたですよ。
警察ざた 再び
引越当日は、朝から、義兄が荷物運びを手伝いに来てくれました。
私と義兄は、自宅前の市道でいちごが荷造りするのを待っていましたが、
もと夫は断固拒否!
感情的に私たちを追い返そうとしました。

いちごの意思確認が出来ていないので、
引っ越しはおことわりします!!
3日前にいちごから言われてるでしょうが!
それじゃ、そこにいちごがいるんだから確認すれば? と言っても取り合わない。
挙句の果てに……
通報されました。
困る警察官 再び
もと夫の通報を受けて、前回と同じく、2人の警察官が白バイで乗りつけ、前回と同じく困ってました。
前回と同じく何の騒ぎも起きてなかったからね。
「なるほど、娘さんがお母さんの家に引っ越そうとしてるのを、お父さんが止めてるわけですか」
自宅前にいた私たちからひと通り話を聞くと、警察官はもと夫を説得に向かいました。
玄関チャイムを押しますが、出て来ません。
この時、チャイムの音が切られていたことがわかりました。
いちごにあとで聞いたところによると、電話の呼び出し音も切られていたみたいでした。
外にいた私たちと、中で荷造りしていたいちごが、少しでも連絡を取れないようにしていたようです。
警察官がドアをノックすると、もと夫がようやく顔を出し。
しばらく玄関の中で話す声が聞こえて、警察官が戻ってきました。
もと夫は結局、いちごの荷物を2階から降ろすのを手伝うこと、私たちはいったん自宅前を離れること、準備が整ったら義兄がひとりで荷物を取りに来ること、に同意したということでした。
(私に来させるな、というところに、前回の警察ざたと同じ『妻は加害者。自分は被害者』という演出がただよいます)
ずいぶんあっさり。
どうせ受け入れるなら、ここまでジタバタしなければ良かったのに。
「夫婦ゲンカで呼ばれることはあるけれど、住居移動で呼ばれたのは初めてだよ」
「子どもが一番可哀そうだ」
警察官は呆れかえった様子で帰っていきました。
もと夫の計略
のちの裁判で、もと夫とベンゴ氏はこの時のことを、「私と義兄が無断で自宅に押し入ろうとした」と主張し、批判を展開しました。
録音付きで。
完全に計略です。
私も義兄ももと夫のやりくちは承知していたので、自宅の敷地内には一切入っていませんでした。
押し入るとか、するわけないでしょ。
録音の内容は、もと夫とベンゴ氏の電話の会話でした。
ところどころで、もと夫が「やめてください!」「入って来ないでください!」ってセリフを挟んでるの。
茶番もいいところです。
詳しくはまた裁判の記事でお話ししますが、思い出すだけで疲れがドッと押し寄せます。
引越完了、3人の生活へ
義兄が荷物を運んでくれて、無事引越は完了しました。
自分の引越が警察ざたにまでなって、いちごにとってはイヤな思い出が出来てしまいました。
この日以来、いちごはもとの自宅近辺にはほとんど寄りついていません。
ポテチより1ヶ月ほど長くもと夫と暮らしたので、父親に対する目線も余計に冷めているみたい。
結局、子ども達との別居生活は2ヶ月ちょっとで終了しました。
思いのほか短く済んだのはもと夫とベンゴ氏のおかげ。
それでもとても辛い日々でした。
その分、今母子で一緒にいられる時間を大切なものに感じます。
いずれは子ども達もひとり立ちしていくのでしょうが…。
それまでは全力で幸せにしたい、と思っています。