こんにちは、ねりきりです。
弁護士なし離婚調停⑩反撃の準備 弁護士相談で元夫のたくらみをぶっ壊す(1)の続きです。
こちらで家族紹介や、離婚体験談の人物紹介をしています。
よろしかったらご覧ください。
今回の目的
女性法律相談の一週間後、市の無料法律相談を受けました。
前回の相談は「とにかく弁護士に現状の相談をする」ことが目的でした。
しかし、今回は2度目ということもあり、明確な目的を持ってのぞみました。
実はこの一週間の間に、私は長女いちごとの同居をもと夫に邪魔され、代わりに長男ポテチと同居する約束をしてました。
さらに、次回の調停が迫っていたため、以下の2つを目的に弁護士に会いました。
〇ポテチとの同居を円滑に進める方法を知りたい
〇次回の調停対策
市の無料法律相談→法律事務所の有料相談
女性法律相談とは場所が違って、市役所の一室で行われました。
今回も家族構成や夫婦の年表をまとめたプリントと、私が調停に出した資料を持っていきました。
実は今回、無料相談の30分では時間が足りず、その後、弁護士の事務所に出かけ、さらに1時間の有料相談を受けました。
合計2回、1時間半の相談だったわけです。
弁護士の印象
40代から50代前半くらいの男性
刑事ドラマに出てくるやさぐれた中年刑事のイメージ。
わりと本音で話してくれて、悪い印象ではなかったです。
法律事務所は同年代の男性弁護士、中年の女性事務員と3人体制。
中学生の息子さんがいる、とのことでした。
男性弁護士のアドバイス
1時間半だったので、調停や別居などこれまでの一連の出来事に加えて、さらに詳しい話をしました。
もと夫がいちごとケンカした時に放った「裁判になったら不利になる」という言葉。
まだ半信半疑ではありましたが、裁判まで進む可能性が高いと危機感を持ってました。
それで、もと夫の浮気の内容や私が持っている証拠、その他、親権や財産分与など争点になりそうなことについて色々質問したんです。
弁護士の見解は私にとってあまり良いものではありませんでしたが、納得は出来ました。
世の中そんなに甘くない、です。
私「相手は裁判をするつもりだと思います」
男性弁護士「そうだね。……離婚裁判なんてやらない方がいいんだけどねえ」
私「そうですか?」(弁護士がそれいう!?)
男性弁護士「そりゃそうだよ。時間かけて裁判したところで、結果は大して変わらないからね。時間がもったいないだけ。子どもにとってもいいことないよ。面会交流なんか決めても子どもは言うこときかないしね。うちの子も中学生だけど」
私「へえぇ」
男性弁護士「オレだったら、相手と交渉してさっさと話しつけるけどね」
私「相手の弁護士がそういうタイプなら良かったんですけど(泣)」
男性弁護士「融通利かなそうだねえ」
裁判をやりたくはないけど、想定はしておくべきと心に刻みました。
調停では、こちらの手の内を明かしすぎないように。
男性弁護士「相手が弁護士を立ててるんだから、あなたも立てた方がいいよ」
何度も言われましたが、私は前回の女性弁護士の「弁護士なしで対抗できてる」という言葉を信じていたので、依頼はしませんでした。
まとめ
ここで得た知識は以下の通りです。
- もと夫の浮気は4年前なので時効。しかし、夫婦関係を破綻させた理由として、立証しておいた方がよい。
- 結婚前の特有財産が認められる可能性は低い。
- 長男の同居は計画を立てて行った方がよい。長男を取り返すために裁判を起こされる可能性もある。
- 調停をこちらに有利に進めるには戦略が必要。相手の痛いところをつくべし。
男性弁護士が伝授してくれた戦略は、次回、第4回離婚調停で。