笑える!もと夫のとんでも論理(2) 中古軽自動車が250万!?

Steve BuissinneによるPixabayからの画像 離婚
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こんにちは、ねりきりです。

 

離婚裁判で、もと夫は私が行った不法行為として「不透明な家計管理」とか「浪費」を上げていました。
「中古軽自動車250万円」はその例のひとつでした。

 

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人物紹介
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中古軽自動車について

私の姉はもと夫の浮気が発覚する約半年前に亡くなりました。
義兄と姉は通勤用にそれぞれ車を持っていたので、姉の死で車が一台余ることになってしまいました。

当時の私はペーパードライバー。
我が家の車はミニバンだったので運転する自信がなく、移動手段はもっぱら自転車でした。
それで義兄が言ってくれたんです。
「ねりきりちゃんが車を使ってくれないか?」って。

義兄は姉の持ち物をできるだけ手放したくなかったんだと思います。
とても仲のいい夫婦だったから。
私も姉が車を買うときに色々悩んでた経緯を聞いていたので、失いたくないと思いました。

それでもと夫にも相談し、軽自動車を譲りうけることになったのでした。

もと夫の主張

離婚裁判でもと夫はこの軽自動車を共有財産、財産分与の対象だとして、以下のように主張しました。
ついでに私がもと夫に相談せず、高額の買い物をしたと言いがかりをつけました。


○年○月当時、もと夫と私が軽自動車を引き取りに義兄宅を訪れた際に、私は義兄に対し、封筒に入った現金250万円を手渡した。上記金員について、私は特有財産であると説明していたが、その根拠は何ら示されておらず、共有財産からの支出と考えられる。

弁護士は弁護士を信じる?

これ、裁判途中にいきなり降ってわいたような話だったんです。

なので、ある日の裁判期日終了後に、ジョシー先生から報告を受けたときはたまげました。

ジョシー先生
ジョシー先生

ご主人にだまって軽自動車を250万円で購入したんですか?

軽自動車が250万!? なんの話ですか?

ジョシー先生から事の次第を聞かされてびっくり。
あまりにも常識外れすぎる。

そんなわけないじゃないですか! 中古の軽自動車ですよ。250万円あったらワゴン車を新車で買えますよ。
なんですぐ否定してくださらなかったんですか

ジョシー先生
ジョシー先生

まさかとは思いましたけど、初耳でしたし。
持ち帰ってねりきりさんに確認します、と言ったんです

確認するまでもないでしょ。ウソに決まってるじゃないですか。
もと夫もあの弁護士もデタラメばかりだって何度も話したでしょ

ジョシー先生
ジョシー先生

いや……いくらなんでも弁護士が根拠もなしにそんなことを言うかな、と思ってしまって

根拠もなしにそんなことを言う弁護士だ、って何度も言ったのにー。
依頼人より、敵方の弁護士を信じるわけ?
「弁護士」に対する信頼感は、依頼人より厚いの?

この時ばかりはジョシー先生にがっかりしました。

世の中には変な弁護士もいます

この時は裁判が始まってまだ一年も経ってないくらいでした。
その後のもと夫とベンゴ氏の行いで、ジョシー先生もじょじょに彼らの人となりに理解を深めてくれました。

ジョシー先生の事務所が受任した別の事件の相手方代理人をベンゴ氏が務めていた、というケースもあったらしく。
その事件でも、彼はやっぱりとんでも主張を展開していたそう。

世の中には変な弁護士もいるってこと、弁護士自身が自覚していただきたいものですね。

もと夫の主張のなりゆき

私の反論

私が共有財産から義兄に250万円支払ったというなら、その250万円の出どころを説明してください。それと、支払ったという事実を立証してください。

そもそも使用年数4年の中古軽自動車に250万円も支払うとか、常識的じゃないですよね。

それに、もと夫が主張する車の譲渡日は姉の亡くなった月です。
姉が亡くなったのは下旬なのに、そんな短い期間に車のやりとりをするとか物理的に無理がありますよね。

もと夫のごり押し

私の反論に対して、もと夫は以下のようなウソのストーリーを創作しました。


私の姉の葬儀のとき、私が姉の軽自動車を形見として買い取るという話が出た。
そのため、その月のうちにもと夫は私とともに、もと夫の車で義兄の家に車を引き取りにいった。
そのとき、私はもと夫の前で義兄に250万円を手渡した
帰路は私が軽自動車を運転して持ち帰った
→それだとお葬式から一週間以内に車をもらいに行ったことになるんですが。
お葬式の前後、あなたはずうっと長期出張中だったのによくそんな時間があったね。
「250万円手渡し」って、こわっ。
そんなお金、銀行で準備するのも大変なんだけど。
それに当時ペーパードライバーだった私が、隣県の義兄の家から運転して帰ってきたって?
2時間かかるのに? 乗りなれない車で?
無理だよね?

真実は、義兄がうちとの中間地点にあるショッピングモールまで車を持ってきてくれたんです。
私たち家族は電車でショッピングモールに行き、もと夫が軽自動車を運転して帰ってきたの。
義兄は、逆に電車で帰宅してくれたの。
もと夫は忘れてしまってたみたいですけどね。

軽自動車の対価として250万円は高価すぎるので、姉の相続に関連する解決金等が含まれていたものと推測されるが、私から詳細な説明はなかった。
→あのう、姉には自分の家庭があり、妹の私は相続人ではありません。
解決金てなんですか?

もっとも250万円は、私の特有財産から支出できるものではなく、夫婦の共有財産から支出されたことは明らかである。
相続人でない私が財産価値の高い車両を対価なしに譲り受けることは不自然である。250万円を支払って取得したことは間違いない
当時は私が家計管理していたのに、それについて説明できない、家計簿にも記載してないことが問題である
よって、これは私の不透明な家計管理の例の一つである。
→すごい三段論法w
そもそも前提条件の「250万円」があなたの創作だからww
「不自然だ」とか「問題だ」とか、あなたの創作を事実として批判を展開されてもさあ。

もと夫のごり押しへの反論

もと夫は、姉名義の軽自動車を250万円支払って買い取ったと主張するが、否認する。
「姉の相続に関連する解決金等が含まれていたものと推測される」というが意味不明である。
もと夫の主張には一切客観的証拠がなく虚偽であることが明白である。

裁判所の判断

裁判所はもと夫の妄想に一切付き合いませんでしたwww

家族の車だったミニバンをもと夫、軽自動車は私の所有とすることで折り合ったらどうかと提案され、もと夫も私も受け入れました。(結局かい!)

そもそもこれは、私が調停で提案してたこと。

ミニバンも軽自動車も年式は同じくらいで、そろそろ10年目。
車としての価値なんてほとんどなかったから、争うだけムダだったんです。
それをよくもまあ…でした。

私の考え

「姉の車を250万円で買い取った!?」
いきなり降ってわいたお話だったのでびっくりしました。

もと夫は私を有責配偶者だと主張して、なんとか私のアラを探そうとしてました。
過去のことを思い出す過程でこんなホラ話を作り上げたのでしょう。

そりゃ、軽自動車を譲ってもらったとき義兄にお礼くらいはしましたよ。
それなりに価値のあるものをタダでもらうのは心苦しいもの。

ただし常識的な範囲です。
250万円なんてとんでもない。
義兄だって受け取りませんよ。

この手のホラ話を作り上げ、それを既定事実にして批判を展開する。
そのうち、それが真実だと錯覚する。
婚姻費用審判の頃から、もと夫とベンゴ氏の常套手段でした。

裁判所の勧めで車の所有を分け合ってからも、もと夫は陳述書などでこの話をくり返し、私を批判し続けました。
時間の経過とともに、ホラ話がもと夫の中で事実に置き換わってしまったんでしょうか。
それとも、ぶっとんだ話でも連呼したら真実になるとでも思ってるんでしょうかね。

そんなわけないですよね。

真実は一つです。

 

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