こんにちは、ねりきりです。
今さらですが私の離婚調停の経緯をまとめました。
家族や離婚体験談の人物紹介はこちらをどうぞ。
私の離婚調停
行き当たりばったりの準備不足、それが私の離婚調停でした。
自分なりに本やネットの記事をたくさん読んで、調停について出来る限り調べたつもりでした。
けれども別居後、もと夫が弁護士に委任したことで足元をすくわれ、しかし、友人の助言で弁護士相談に行ったことで態勢を立て直すことができました。
今思えば、あの頃のじたばたは私にきちんとした覚悟が出来てなかったことが原因でした。
2度の浮気発覚でもと夫に愛想は尽き果てていたのですが、預金通帳を隠され経済DVを受けるまでは、一応、普通に生活できていたから。
もと夫はずっと単身赴任で自宅にほとんどいなかったのも好都合だったしw
なので、子ども達が大学を卒業して独立するまでは今の生活を続けたい、と考えてたんですよね。
そのため第3回離婚調停まで私の中では、「もと夫が改心して経済DVをやめるなら離婚は延期してもいい」という選択肢が燻ってました。
結局、離婚に完全に舵を切ることになったわけですが。
離婚調停の経過
私の離婚争議開始から離婚調停が不成立になるまでの経過です。
他の記事で裁判が本格的に始まった年を1年目としているので、離婚調停が開始した年を0年目としました。
0年目
2月 離婚争議の始まり
もと夫の経済DVが始まり、私が離婚を申し出ました
5月 離婚調停申し立て
6月 第1回離婚調停
もと夫は「離婚したくない」、私は「迷いがある」ということで、調停委員に話し合いを促されました。
7月 第2回離婚調停
話し合いは決裂、別居することが決まりました。
8月 第3回離婚調停
別居で距離を置けば事態が好転するのではないかと期待しましたが、真逆の結果になりました。
もと夫が弁護士を立て、離婚協議を進めると宣言しました。
状況を打破するために市の無料法律相談で弁護士からアドバイスをもらい、婚姻費用分担調停を申し立てました。
9月 第4回離婚調停
財産開示。
弁護士相談で得た知識を元に理論武装し、不利な状況をひっくり返しました。
10月 第5回離婚調停
もと夫側が調停を不成立にし、婚費調停は審判に移行しました。
私の感想
婚費審判、裁判を経て、今、私が言えることは、調停は素人同士の話し合いの場だということです。
調停委員が弁護士でない場合、知識なんてほとんど期待できませんし、当事者のどちらかあるいは一方に弁護士がついていたとしても、決定される事項は法律や裁判所の判例などに束縛されません。
つまり互いの合意ができさえすれば、どんな条件でも離婚できるということ。
審判や訴訟になると、裁判官が法や判例に基づいて判断を下すわけですから、必ずしも自分の納得できる結果を得られるとは限りません。
裁判官は当事者に寄り添ってくれたり、悪人を裁いてくれたりしません。
時間がかかりますし、弁護士費用もかさみます。
訴訟をやっていいことなんてありません。
譲れるところは譲って、調停で早期解決を目指すことをオススメします。(私はできなかったんですけどね。泣)
そのためにはきちんと戦略を練り、調停委員を味方につけ、自分にとって一番いい結果になるよう調停を導くことです。
それには準備がとても大切です。(準備不足でも努力次第で逆転は可能ですけどね)
今調停をしている人、これから調停をする人は、悔いのない離婚ができるよう最大限努力してくださいね。
あなたの調停が良いものになりますように。