婚姻費用分担請求⑩審問のあと。書面バトル

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こんにちは、ねりきりです。

 

婚姻費用分担請求⑨審問(2)もと夫への質問の続きになります。

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審問のあと

審問のあと、今後の流れについて説明されました。

これから書面を提出する場合は、約1ヶ月後の〇日までに出してください、
審判が下りるのは、約1ヶ月半後です、と。

〇日以降に書面を出しても、審判に反映されない可能性がある、ということですね。

でも。

結局、審判が下ったのは審問の約2ヶ月後でした。
年末年始に入ったため、最新の収入状況で計算したいからと、ギリギリになって裁判所が日程を延期したんです。

(また遅くなるの…)

ガッカリでしたが、裁判所は公平を期すために慎重に判断材料を集めてる、ってことなんでしょう。

新しい源泉徴収票等の収入確認書類を提出させられ、数週間待って、やっと審判をいただくことが出来ました。

書面バトル

審問のあと、「今後、書面を提出する場合は、約1ヶ月後の〇日までに出してください」と言われ、どうしようか考えました。
審問前に、結構なボリュームの主張書面を提出したばかりだったからです。

けれど、ベンゴ氏は必ず期限ギリギリで反論の書面を出してくるだろうなと思ったこと、
審問でのもと夫のデタラメを指摘しておいた方がいいかも…と考えたことで、
再度、主張書面を出すことにしました。

そしたらやっぱり、ベンゴ氏は期限ギリギリに書面を出してました(さすがに今回は締め切り日を守ってました)。

締め切り日当日に(そういう私もギリギリです。笑)、例によって裁判所に直接書面を持っていくと、ベンゴ氏の書面も出されたばかりということで。

郵送する予定だったのですが、今、お渡ししてもよろしいですか?

事務官に言われて、受け取って帰りました。

私の婚姻費用分担請求審判はこのあとの抗告審も含めて、一方が書面を出したら、もう一方が反論書面を出し、さらにもう一方が…という書面バトルになってしまいました。

素人の私と素人くさいベンゴ氏の戦いだったから、こうなったんだと思います。

落としどころが見えず、いたずらに裁判期間が長くなるだけなので、決して良いことではありません。
裁判官にとっても、はなはだ面倒くさい案件だったと思います。
(離婚裁判の多くが、こういうものなのかもしれませんけど)

もと夫の反論書面

私の主張書面と、審問での回答に対する反論でした。

私の主張に対する反論

今、読み返しても「なんのこっちゃ」という内容です。
字面は整えてるんですが、私の言葉尻をとらえてあーだこーだ言ってるだけで、全く中身がないんですよね。
もと夫の主張書面って、大体こんなでした。

例を出そうかと思ったけど、適切な文が見当たらないわ…。

裁判官が読んでも「なんのこっちゃ」だったと思います。

婚姻費用の算定について

私の母親は施設に入所していて常時介護が必要な状態ではない。
だから、私はもっと長時間働けるはずだ。
月額5万円年額60万円を私の現在の収入に上乗せして、婚姻費用を算定するべきだ、と主張してました。

清算について

生命保険や車検代などなどは別居前に支払われたものだから清算する必要はない、という私の主張に対し、もと夫は実際の支払い日は別居後だと反論しました。
その根拠は…。

  • もと夫が生命保険料を私に渡したのは別居前だったけれども、実際に保険会社が銀行口座から引落した日は別居後だった。
  • 車検代はもと夫が別居前にカード払いしたのだけれども、カード会社の引落日は別居後だった。

よって、これらの金額は別居後の支払いだから清算されるべきだ、ともと夫は主張しました。

意味わかりますか?

私たちが買い物する時に、お店でクレジットカードで支払った日と、銀行からその金額が引き落された日。
支払日はいつになるんでしょうね。

私の主張書面

審問でのもと夫のデタラメを指摘しておきました。

例えば、もと夫のこの発言に対して。

現在うつ病であり、記憶障害もあって仕事に支障をきたし、その結果、マネージャーに降格された

もと夫が最初に出した主張書面では、マネージャーに降格された日は〇月になってました。
一方、もと夫がうつ病になった証拠として出した診断書の初診日の日付は△月でした。
△月は〇月の5ヶ月後です。
明らかにもと夫の発言と順序が逆ですよね、と。

その他にも、前の記事で注釈をつけた内容などを書きました。

 

さて、裁判官はどんな判断を下したのでしょうか?
審判の内容は次回に書きたいと思います。

 

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