【離婚裁判体験談】ついに来た判決言渡し日。しかし波乱の予感です

Steve BuissinneによるPixabayからの画像 離婚
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こんにちは、ねりきりです。

ついに迎えた判決言渡し日。
いても立ってもいられない気持ちで、裁判所にいきました。

【離婚裁判体験談】年収に偽りあり!もと夫のいかさま再びの続きです。

【離婚裁判体験談】年収に偽りあり!もと夫のいかさま再び
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判決言渡し日の延期

4月半ばに予定されていた判決言渡期日でしたが、2日前になって延期の知らせが届きました。

がっくり来ました。

ネット検索すると、延期に次ぐ延期で判決が数ヶ月先になった例もあるみたい。
判決言渡し日の延期は、よくあるとまでは言えないけれど、珍しいことではないようです。

私の離婚裁判の場合は、直前の3月まで揉めに揉めていたからでしょうか。泣
書面バトルでもともと膨大だった書面の量がさらに増えたし、裁判官は、それらを読んで判決を書かなければなりませんから、時間がかかったのでしょうね。

新たに決まった日程は、なんとGW開始前日。
ますますショックでした。

なぜって、裁判所はカレンダー通り翌日から長期休暇に入ります。
てことは、事務官がジョシー先生の弁護士事務所宛てに判決書を送付してくれるのは、GW後になるということ。
さらに、ジョシー先生の弁護士事務所はGWに合わせて長期休暇を取るそうで。

となると、私が判決を受け取れるのは、5月半ば。
見た目は2週間の延期ですが、実質的に1ヶ月先になるということです。

一刻も早く結果を知りたい。

婚姻費用分担請求の審判書も、家庭裁判所に直接もらいに行った私。
今回も、判決言渡期日に裁判所に出向き、自分の耳で判決を聞いてくることにしました。

民事訴訟の判決言渡期日

判決の言い渡しは証拠調べ(本人尋問)と同じく、公開の法廷で行われます。

刑事事件では検事や弁護士、被告人が揃っている中、裁判官が主文と判決を読み上げるようですが(テレビでおなじみの光景ですよね)、民事裁判の場合は違います。

判決言渡しの日時に、裁判官が裁判官席でさらっと主文を読むだけ。
登場人物は裁判官と事務官だけです。

弁護士も、通常、わざわざ判決を聞きにいくことはないそうです。
判決が出たあと電話で主文を聞けるから、ですって。

当事者である私も傍聴席で判決を聞きました。
行かないのが普通だからとはいえ、これだけやってきて最後は素っ気ないもんだなあと思いました。

判決文の受領で注意すべきこと

判決文は、裁判所から代理人宛て(本人訴訟の場合は当事者本人)に郵送されます。
しかし、もちろん判決言渡日に受け取ることもできます。
けれども、控訴期間は判決文を受領した翌日から2週間になるので注意が必要です。

私も判決を聞きに行くときに一緒に判決文をもらってきたかったのですが、ジョシー先生に止められました。

ジョシー先生
ジョシー先生

控訴する可能性がある場合は、受領を遅らせたほうが検討する期間を十分に確保できるので、ねりきりさんにとって良いと思います。

判決文を読まなきゃ控訴を検討することもできないのに…とも思いましたが、GW期間はジョシー先生に相談することさえできないんだから、控訴期間を無駄に消費することになりかねません。
判決文の受け取りは先送りした方が賢明ですよね。

結局、ジョシー先生の助言を受け入れて正解でした。

控訴することになったから、でした。

判決

主文

(わかりやすくするために、多少端折ってます)

  1. 原告と被告を離婚する
  2. 原告の長男ポテチ及び長女いちごの親権者を被告と定める
  3. 原告は被告に対し、長男の養育費として、本判決確定月から令和〇年月3まで毎月末日限り□万円を、長女の養育費として、本判決確定月から令和△年3月まで毎月末日限り□万円を、令和△年4月から令和◇年3月まで末日限り■万円をそれぞれ支払え。
  4. 原告は被告に対し、◎万円を支払え。
  5. 原告と被告との間の年金分割についての請求すべき按分割合を0.5と定める。
  6. 原告及び被告の不法行為に基づく損害賠償請求をいずれも棄却する
  7. 訴訟費用はこれを2分し、その1を原告の負担とし、その余を被告の負担とする。

私の感想

主文を聞いた限り、ほとんど予想した通りの判決になりました。

離婚が認められ、親権は私。
年金分割は2分の1。
養育費はどちらも4年生大学卒業まで。
損害賠償請求はどちらも棄却。

しかし、驚いたのが養育費の金額でした。

なななんと当時の養育費算定表の2倍の金額だったんです!
いちごの養育費が途中で半額になるのは、大学に進学してから学費分を増額請求しなさいということでしょうが、それにしたっていちごが高校生の間は2人合わせて30万円近くになります!!

私は、弁護士会が発表した新算定表に基づいた養育費を求めてはいましたが、ほぼ認められないだろうと思っていたのに…。

 

大勝利?
それとも何か落とし穴があるんだろうか…

そのからくりは、GW明けに判決文が届いてから明らかになったのでした。

 

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