【中学生のお勉強】おススメは塾と家庭学習の二刀流

勉強
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こんにちは、ねりきりです。

明けましておめでとうございます。
しばらく更新が空いてしまいました。
もう一つの仕事が忙しい時期にさぼり癖がついてしまいましてね…。汗
仕事を減らしたのはブログをもっと充実させる目的もあったのに…と反省です。

受験シーズンですし新学期もすぐそこなので、しばらくは勉強関係の記事を書いていきたいと思います。

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中学生のお勉強。おススメは塾と家庭学習の併用です

我が家の子ども達は基本的に塾は利用せず、私が家庭学習で受験まで勉強を見ました。

そして私は現在、学習塾で働いてまして。(他にも仕事してるので講師はやっていません。一応経験はありますが)

教育現場に近いけど専門家ではないので、子どもと保護者、塾それぞれの側から客観的に見られる立場ではないかな~と

その目線で見ていて、家庭学習と塾を併用して勉強している子が最も効率よく成績を上げているなあと常々思っておりまして。

私もこうしとけば良かった…とうらやましく思ったりしてるので、この記事ではそれについて書いていこうと思います。

家庭学習のメリット・デメリット

私が子ども達の勉強を家庭学習でみた理由

これは私がとりわけ教育熱心だった…というわけではなく(周りにはそう言われてたけどw)。

ドケチだったからでしたwww

ドケチなので教育費にお金をかけるとそれなりの費用対効果を子どもに求めちゃう
そしたら子どもは生き辛いし、家族関係にもいいことはない。
でも、自分が勉強を教えれば子どもの能力がわかるし高望みせずに済む。
子どもが勉強できなきゃ自分のせいだし…。

子ども達といい関係を築くためには自分が身を切るのが一番、と考えたのでした。

人から「なぜ私立中に行かせないの? 受験に有利なのに」とか「塾に行かせるなら中1からでないと手遅れ」とか色々言われて悩んだりしましたけど。

結果的に兄のポテチは

わが青春に悔いなし!

だそうなのでこれで良かったのかな、と思ってます。

塾代初め教育費を節約できたおかげで、奨学金を利用せず大学に行かせることもできているしね。

うちの子達の状況(息子は強豪部活生で塾に通う時間なし。娘はぼんやり系で塾に任せられないw)にも合ってたなと思います。

100%家庭学習はおススメしません

ただし!
経験してきたからこそ私は人には家庭学習をおススメしません

親が子どもに勉強を教えるのは本っ当に大変なのよ。汗

コロナ禍の自粛期間、学校がお休みになっていきなり勉強を任されて大変な思いをされたご家庭も多かったのではないかと推察します。心が痛い~

信頼できる塾が近所にあり、金銭的な余裕があるのであれば任せた方が断然ラクだと思います。

ちなみに私の友人は、近所に良い塾があったのでそこに全てお願いし、子ども2人を現役で旧帝大に進学させました。
全てが上手く回った例ですよ。うらやましいですね…

家庭学習のメリット

しかし近所にそんないい塾がない場合、また金銭的な余裕もない場合、親が子どもに勉強を教えるメリットは確かにありまして。

将来の進学まで念頭に置いて学習計画を立てられる

高校受験用の塾は進学校への入学実績を上げることが目標ですから。
子どもの大学受験にどうか、って視点はなかなか持ってもらえないかも。

アルバイトの大学生講師にはそんな展望は期待できないと思います。

子どもの性格に合った学習方法を選択できる

塾だと教材や進め方が決まっていることが多いです。

エンドレスで勉強時間をとれる

子どもにとってはイヤでしょうけどw

テスト期間中など、夜遅い時間や早朝でも勉強に付き合えます。(親は大変ですが)

欠点を補う勉強をじっくり進められる

塾だと特別にお願いしない限り難しいです。
定期テストで良い点を取らせることが優先されますから。

親は子どものことをわかってる最強の家庭教師なんです

家庭学習のデメリット

それでも私が家庭学習をおススメできないのは以下のようなデメリットがあるからです。

感情が先走る

子どもに対しての期待値がどうしても大きくなっちゃうから、「できる」「できない」に冷静な対応がしづらいんですよね。
下手すると勉強嫌いにしてしまうかも…。

甘えが出る

先生が他人なら遠慮がありますが、親だとどうしても子どもに甘えが出ます。
これが中学生で反抗期ともなると、親のいうことが正しいとわかっていてもいうことを聞いてくれなくなったりします。

結果勉強が進みません。泣
テスト前や受験前に感情がこじれると大変です。

私も娘とどれだけ親子ゲンカしたことか…

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塾のメリット

勉強面のメリットは当然のこととして、その他に以下のようなメリットが考えられます。(塾によってはこれ以上のメリットがあります!)

自習室を使える

自宅で勉強できる子どもにはあまり関係ないかもしれませんが。

今の世の中、家にはゲームやスマホやマンガなど誘惑がいっぱい。
メリハリをつけるためにも、自宅と学校以外の勉強場所が確保できるのは大きなメリットです。

図書館などにも自習室はありますがテスト前には満員になることも多いです。

塾の自習室には仲間や先生もいるし、競争心も湧くし、子どもにとって最適な勉強場所じゃないかと思います。

いつでも質問できる環境が手に入る

学校の先生には質問しづらいけど塾の先生なら質問できるという子、多いと思います。
また、全員が勉強を目的に来ている塾ならば友達同士で教え合ったりもしやすいみたいです。

勉強のスケジュール管理ができる

定期テストだったり実力テストだったり受験だったり。
親が学校のお便りをいちいちチェックしなくても、塾に通っていれば適切なタイミングでテスト対策の時間割になったり、懇談があったりするので。

気付けば中間テストが1週間後なんて事態は避けられます。(←経験ありwww)

受験情報を手に入れられる

塾と学校では持っている情報の種類が違います。

公立高校は合格者平均点等を開示していないことも多いですが、大手の進学塾では各進学校への入学者数が多いため、独自に開示された点数を集めています。
そのため受験直前に子どもが過去問でどのくらいの点数が取れるかで、合格できる可能性をより正確に見極めることができます

自力で受験情報を集めて子ども達の受験にのぞんだ私としては、とてつもなく大きなメリットだと思います。

塾と家庭学習の併用で両方のメリットを手に入れる

中学生はまだまだ親の目配りが必要な子が多いです。

家庭学習で勉強の一部を担っていると、子どもの日ごろの勉強や予習復習にも目を配れるので、家庭で適切な声かけをしやすくなるんじゃないかと思います。

子どもの勉強に親も責任を持ちつつ、できないことは塾に任せる

この考え方で家庭学習と塾の両方のメリットを上手く組み合わせたいところです。

もちろん仕事や他の兄弟の世話などで忙しい方もおられると思います。
その場合は、できる範囲のことを。
塾の宿題や時間割の把握などをしてもらえたら…と思います。(これが出来てるだけで塾はありがたいです)

塾で受講するべき科目は?

家庭学習と塾を併用する場合、塾で受講するべき科目は何でしょう?

英語

親が見られる科目にもよると思いますが迷われている場合、一教科選ぶとしたら私がおススメするのは英語です。

英語って自力での学習が難しいと思うんですよ。
通信教育などでずっと自力学習してきたそこそこ成績優秀な子でも、英文法や綴りなどのちょっとしたミスが結構多いんですよね。

英語の問題を解く時って、それまで学んできた英文法の知識を念頭に、細かく気配りすることが必要です。
自学だと気配りしきれず何かが(三単元のsとか複数形とかね)抜け落ちがちなんですよ。
習得するためには他人の目が必要な科目なのかも~、と。

英会話を習ってるお子さんは初めは英語が得意なことが多いですが、学年が進むと苦手に変わることも多いので注意が必要です。

数学

数学も英語と一緒で積み重ねの科目です。
苦手科目にしてしまうと遡って勉強が必要になったりします。
苦手にしないよう確実に理解を深めてほしいです。

国語

国語はすぐに成績を上げるのが難しい科目です。
苦手な子は問題を解き慣れるしか点数を上げる方法はないんじゃないか…と私は思っておりまして。

子どもが国語が超絶得意な場合は塾は必要ないと思います。

子どもの国語の成績にムラがある、もしくは苦手な場合、自宅で国語の問題を解いて親も指導ができて…なら塾に頼らなくてもですが、それが無理ならぜひ受講を考えて欲しいです。

理科、社会

理科は中1の初めは生物→化学→地学と進んで3学期に物理分野を勉強します。
学年が進むにつれて内容も難しくなるので苦手な子も多い科目。

社会が苦手な子には、効率よく教えてくれる塾の授業は有用だと思います。

どちらも後から取り戻すことができる科目だと思ってますが、苦手意識を持ってしまうと考えるのもイヤ…という状態になってしまうかもしれないので、子どもの様子を見ながら受講を考えてもよいかもです。

とりあえず、公立高校の入試の要は理社、と言われてたりします。(私の地域では)

 

これらは全て、子どもの特質や家庭の状況によって変わります…。

それを前提として、中学生のお子さんの勉強や塾の受講について考えている方の参考にしていただけたら幸いです。

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